天皇陛下のご退位の日が２０１９年（平成３１年）４月３０日と決まりました。
翌５月１日には皇太子さまの即位が行なわれ、平成時代の終わりとともに新たな元号の時代がスタートすることとなります。
平成の世は３０年余りというわけですが、長かったような短かったような不思議な気持ちです。
昭和の世が終わりを告げたとき、小渕官房長官（当時）が「平成」と書かれた紙を掲げて新元号を発表したのが思い出されます。
ついこの間のことのように感じられますが、すでに２９年も前の出来事になるわけですね。
この小渕官房長官の記者会見の模様はテレビでも放映され、５８.１％もの視聴率を記録したという話です。
今は小渕官房長官もこの世にはなく、日本という国もさまざまな変遷を経てきました。
当時の私は東京の企業で働く一会社員でした。
現在は実家に戻り、すでに父母なき故郷で、つたないながらも家業に励む毎日です。
月日の流れを感じるとともに、新しい時代がどうなるのかと思いを馳せます。
平成が終わって新しい元号の時代が始まるまで、あとわずか１年数カ月余り。
大正生まれの父はもう少し長生きしていれば、４つの元号の時代を経験できたのかなと思ったりします。
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