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ブログタイトルを変更しましたが特に意味はありません。

アメ横での密かな愉しみ

2008年06月14日 20時19分06秒 | 





GX100


アメ横が好きで何かに託けてよく行く。
乾物屋や鮮魚店、スパイス問屋、ミリタリー用品店などを冷やかしながら歩いていると、

「オーイーシーヨゥェッ!」

という不思議なイントネーションを持つ言葉が聞こえてくる。その声の発生源がこの『モーゼスさんのケバブ』という店。その名の通りドネルケバブの屋台だ。

長い串に刺さって炙られる鶏肉と牛肉。それを削ぎ落とし、トマトやタマネギ、キャベツなどの野菜と共にピタブレッドに挟み、仕上げになんとも不思議な味と香りを持つチリソースをかけて供してくれる。それが写真の食べ物、ドネルケバブだ。

これがめっぽう美味ぇ。トルコ風の食べ物なのだが、ライムとチリが効いたオーロラソースはどことなくメキシコで食べた屋台のタコスを思い出させるし、インド・パキスタン料理的てもあり、それ以西の料理的でもある。これを炭酸ジュース片手にかぶりつけば、まだ見ぬトルコへトリップだ。ちなみにソースは辛さ指定が可能。もちろん俺は最上位の「激辛」でキメるのが常。「オニイサン、これカラーイじゃん、ダイジョウブ?」と念を押されてしまうのだが。

『アーグラー』に『デリー』、『サカエヤ』とカレーの名店が多いここいら界隈。しかし、ここでだけはどうしてもこのドネルケバブに浮気しちまう。このエントリを綴っている間にも涎出まくりなのであった。あーくいてえ。

           *

ちなみにこの店、常に人だかりが出来ていて繁盛しているようなのだが、実は通りの裏にも同じ名前の店がある。しかしそちらは何故か激しく閑古鳥が鳴いている状態。そんな状態だから店員さんにも覇気がない。一体この差は? それとだれがモーゼス氏なのか。まだまだ興味は尽きない。

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