今日はマカオに行くことにしよう。
まずは朝飯を食いにホテル前にある茶餐廳、『豊明苑』へ。
エビと卵と黄ニラのあんかけ飯。朝飯らしからぬボリュームにたじろぐものの、例によって軽くパラパラの長粒米なんであっさり完食しちまった。当たり前だがすんごく美味い。
朝なんで粥も捨てがたい。
吊されている北京ダックが“本場”を感じさせてくれる。ちなみに地元民の多くは麺を食べていた。
彌敦道（ネイザン・ロード）の北端にある『中港碼頭』へ。ここからマカオ行きのフェリーが出る。この煌びやかなロイヤルパシフィックホテルを抜けるとフェリーターミナルだ。
中国領ではあるものの、マカオは特別行政区扱い（香港も同様）なので、一応イミグレを通過する必要がある。加えて中国各港へ向けてフェリーが運航されていることもあって、フェリーターミナルといえど国際空港のように店も多く、いろんな国の人が行き交う。自然と浮き足だってくるようないい雰囲気なんだな、これが。
出国スタンプを押してもらっていざ乗船。ワクワクしやがるぜ。
フェリーは座席ゆったりサービス上質の『ファーストフェリー』。席が広くて上質な座り心地。窓から見える景色もまたよし、なのである。
1時間弱の航海でマカオ到着！
ちなみにこの城は『唐城』というテーマパークらしい。
マカオ側のフェリーターミナルも立派。そしてベトナムに近いせいか、香港よりもさらに暖かい。
リキシャの呼び込みを華麗にスルー。
ターミナル前には何十大もの各カジノホテル行きの送迎バスが並ぶ。そう、ここはマカオ。
さっきの『唐城』を正面から。シーズンから外れているせいか、閑散としている。興味ねえので先へ進むぜ。
フェリーターミナルを出て街の中心部へ向かうことにするぜ。ここはまだ外殻。もっともっと内側へと斬り込んで行こう。
おお、だんだん“らしく”なってきた。この建物を突っ切って行ってみよう。内部にいい感じの廟が続いている。
観光客らしき人間は我々だけ。地元の人々が利用する商店街のようだ。
商店街の途中にはこんな祠堂があったりする。
廟を抜けるとカジノが建ち並ぶ一角に出た。日中なので人通りが極端に少ない。香港とは対照的。さて、どうするか。
