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ブログタイトルを変更しましたが特に意味はありません。

"DIPPALACE" KAMEIDO-TOKYO

2009年04月11日 11時55分08秒 | CURRY-インド系



LX3

たとえば有楽町『新角』のライスカレーや、東銀座『ナイルレストラン』のムルギーランチ、蒲田『インディアン』の最高級カレーなど、カレーには供された瞬間、「ううお、なんて幸せなんだ」と狂悦感を覚えるルックスというものがある。ただ彩りが美しいだけではなく、盛りがよかったり、カレーに活き活きとしたツヤがあったり、皿のデザインが素敵でカレーがそれにピタリとマッチする盛られ方をされていたりといった数々の要素。これらを複合的に纏い、そこに幾ばくかの偶然が加わると「ううお」というカレーと出会える。

この『DIPPALACE』もそんな“ううお”なルックスを持ったカレーを出してくれる店の一つ。特にランチタイム時に供されるクイックメニューのキーマカレーは冷静に相対できねえほどの官能的なルックスを持っていやがる。本格的なインドカレーなのに大皿のワンディッシュだし、我らが日本式カレーのようにカレー6:4ライスの黄金比盛りだし、フンガーってな気分にさせるボリュームだし、色合いも鮮やかで綺麗だし、ゆで卵まで載っかっちゃってるしで、「ボボクを狂死させる気か!」と当て外れな邪推を抱いてしまうほど。

そんなルックスに違わず味だって素晴らしいんですな。
マイルドでありつつもしっかりスパイスが立っていて、見た目以上に挽き肉がたっぷり。味も勘違いしたカレー屋のような不必要な複雑さがなく、旨味まで一直線に辿り着ける明快さがある。しかもこのカレー、¥750と安い。ランチタイムのみの特別メニューなんだけど、そのランチタイム自体が夕方5時までなんで喰いたいとなったときにタイムリーにありつける。自信を以て、これまで食べてきたどのキーマカレーより美味ぇと断言しちゃうね。

相方が頼んだサグチキンカレーも同様に幸せを感じるルックスと味。明日くらい、また行っちゃおうかな。

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