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ブログタイトルを変更しましたが特に意味はありません。

“LITTLE ASIA” TAMEIKE_SANNOU-TOKYO

2011年11月26日 20時55分29秒 | CURRY-インド系







永田町にて、とある為政者へインタビュー。
ちょうどお昼時に取材が終わったので、いつものようにカレーを食べていくことにした。とりあえず永田町では落ち着いて食事もできないだろう、ということでほど近くの赤坂見附へ。が、ここは赤坂の見附さんだ。韓国料理店が圧倒的多数を占め、スパイスの漂う気配が全くしない。歩けど歩けど一向にカレー屋と遭遇できる気配がなく、結局、溜池山王までやってきてしまった。このまま赤坂まで歩いて『MOTI』か『Top's』に行っちゃってもいいかな、という考えが脳裏をよぎった刹那、ぷぃ~ん、と芳しきスパイスの香りが鼻腔をくすぐった。その方向を見やればタージマハールのシルエットが描かれた派手な門構えの店が。看板には『LITTLE ASIA』との英字。彷徨すること30分。ついにカレーを食べさせてくれる店と遭遇できたのだった(ちなみにこの裏には、あの『The TAJ』があった)。

ランチタイムはビュッフェのみ。奥まったテーブルに座を確保し、すぐにタール(下皿)にカトリ(小皿)を載せ、ビュッフェの列に並ぶ。カレーは3種類。チキン、ダール、野菜がその内訳。このほかタンドリーチキン、サラダ、ヨーグルトなどが食べ放題。もちろん、ライスやナンなども同様であることは言うまでもない。パパドが食べ放題であったことも付け加えておく。

さて、カレーだが、結果から先に言うと「とても美味い」。ビュッフェのインドカレーというと、「水のように薄くてスパイス感に乏しいもの」という認識が定着しかけていたが、ここのカレーはいずれも味がしっかりしており、スパイス感にも不足がない。単品で供しても十分なレベルだ。特にチキンはかなり好みの味。大ぶりな鶏もも肉がゴロゴロと入っていて、リッチ感もある。さらに辛さもしっかりと効いており非常にバランスの高い一品に仕上がっていると思う。ダールカレーも本場風に塩っ気が効き、強いアクセントを持つ味。これも好みど真ん中だ。そして野菜カレーは反対に塩気、スパイス感ともに控えめで野菜の滋味を大切にした優しい味。三者三様個性があり見事にバランスがとれている。個人的に大ヒットだったのがタンドリーチキン。タンドール釜で焼き上げた鶏肉ならではの香ばしさみ溢れており、なおかつ鶏もも肉を使っているのでジューシー。これが食べ放題というのはちょっとすごい。

ということで夢中で食べたべしっかりと完食。いずれの皿もフルチャージで盛ってしまったため、お代わりできる余力はなかったが、十分に満足できる味だった。こんな店が近所に一軒ほしいなぁ、と思いつつ、勘定を済ませて表へ。このあとは急いで東京駅へ向かわなければならない。



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