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ブログタイトルを変更しましたが特に意味はありません。

“DELHI 銀座店” GINZA-TOKYOU

2011年01月06日 16時57分16秒 | CURRY-インド系




昨年末、お世話になっている担当編集さんらと共に「カレーでも食べながら、忘年会を兼ねつつ日頃の労をねぎらいましょう」ということになった。この日は久々に再会するカレー好きな元編集担当者氏も合流する予定なので、ゆっくり語らいつつ、とびきり美味いカレーで溜まったストレスや鬱憤を洗い流してもらいたい。そうとくれば『デリー銀座店』を置いて他にはない。カレーと言わず、供される料理はどれも極上だし、編集さん属する版元からも近く、ついでに我が家からも近い。そしてなによりも肩肘張ることなく伝統ある本格インド料理店の雰囲気を愉しむことができる。これ以上のチョイスはありまへん、ってなことでここに決定させてもらった次第。



まずはマサラドサでスタート。チャツネやチリソースに付けて食す。個人的には香味と酸味、強烈な辛みの三重奏を楽しめるグリーンチリソースがお気に入り。香港で食べたマサラドサにはサンバルやミントソースが付いてきたっけ。


そして『DELHI』といえば、この「タンドリーチキン」。“タンドリー”という名が冠されるが、実際は写真のように鉄板で焼いたままを供される。タンドール釜だと脂がしたたり落ちてしまうが、こちらは鉄板焼きなだけに脂がしっかりと残る。だからとっても柔らかくてジューシー。そしてこのタレ! スパイシーでまろやかで奥深く、このジューシーなチキンに絶妙に絡む。このタレ、売ってくれないかなぁ。


んでもって頼んだカレーたち。元編集氏はデリーカレー、編集女史はコルマカレー、そしてもちろん俺様氏はカシミールカレーで決まり。


『DELHI』のトラディショナルメニューであるデリーカレー。“デリーのスタンダード”と銘打つ人気メニューの一つ。日本人の嗜好に合わせて改良が重ねられた、万人にお勧めできるカレーだ。


パンと呼んではいけない。これが『DELHI』の“ナン”である。“ふんわり・もちもち”を地でいく、パン好きが泣いて喜びそうな食感。コルマカレーのような粘度があるカレーとベストマッチ(だと思う)。


そして毎度お馴染みのカシミールカレー。もちろん選ぶのはバスマティライス。カレー好きには周知の通りカシミールカレーは“超”が付く激辛カレー。ゆえにライスのアシストがなければ食い進めていくのは難しい。だから『DELHI』でカシミールを喰う場合に限っては大盛を頼むことにしている。


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いやぁ、やっぱり『DELHI』のカレーは美味しい。カレーといわず、ドーサもタンドリーチキンも、付け合わせのアチャールやピクルスもすべてが美味しい。お店の雰囲気の良さも含め、自分にとって一番のお気に入り店。これからもずっとずっと贔屓にしたい店である。まさに一年を締め括るに相応しいカレーだった。

PS:
所用と旅行を兼ねて、台湾・ベトナムに行ってまいりました。もちろんしっかりとカレーも食べてきたことは言うまでもなし。そちらの報告はまた次回。


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