私という独りが、個であるために。
書は、線の芸術である。
書は、墨の芸術である。
書は、余白の芸術である。
書は、文字造形の芸術である。
書は、身体運動の芸術である。
書は、時代と人間を映し出す芸術である。
書は、天然自然の素材の上に成立する芸術である。
線は、呼吸によって紡ぎ出され、一回性という覚悟の証たるべきものである。
墨は、単に黒色ではなく、玄という七彩無限の世界である。
余白は、神遊びする空即是空の場所と心得るものである。
漢字は、日月星辰の神話がかたちの奥底に秘められたものである。
身体は、心より尊ぶべきものであり、時に身体が心を育むものである。
筆を執ることは、自らが壮大な歴史の大河の一滴になることである。
素材は、人間に使われるものではなく、人間に正しい力を与えるものである。
芸術は、常識や観念の呪縛から自らを解放し、破壊と創造を成すものである。
岡本光平
個展の案内をいただいてこの文章に心打たれちゃってます。
もうね、なんかね、深いっす!これっす!この境地っす!
墨と筆をちょっぴりかじってしまった以上目指します!目指しますともっ!!
ご縁を下さったゆみちゃんと伊藤康子姉さんに感謝します。
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