マヌケ便り

テレビ番組リサーチ会社の代表をしています。

心霊写真

2011-08-18 00:31:38 | Weblog
友達やら知人のブログを読んでいると、恐怖体験が書かれてある。
夏だしな…!?
ふっ…と思い出したように、私も古いアルバムを捲りだした。
それで見つけたのがタイトル写真なのだが、右端に写っている私の上に妙なモノが写っている。
ちょうど30年前の…心霊写真だ(笑)。

学生時代、私は青山のお店でアルバイトをしていたのだが、バイトが終わってから、「明日は休みだからどっかへドライブに行こうぜ!」と言う事になり、私の車で富士山の五合目まで行く事になった。
「今(0時)出れば、五合目からでもご来光が拝めるんじゃない?」ってな具合で、バイト仲間5人で出発した。

当時(今も?)、五合目にあるお店は山開きの夏場は24時間営業。
蕎麦だか、うどんだかを食べている写真もあったので、着いて直ぐに食事に有り付いていたのだろう?
食事も済ませ、店内で遊んでいる内に表は次第に明るくなって来た。
「いよいよご来光のお時間かな?」なんて表に出てみれば…曇り空(正にドンヨリ)。

ご来光を拝む事なく帰る事になった。
「でも、せっかく来たのだから」と言う事になり、友人が持って来たカメラで途中の3合目辺りで車から降りて記念撮影(?)が始まった。
数日後バイト先に、写真を撮ってくれた友人が真っ青な顔で現れた。
「この前の富士山に行った時の写真に心霊写真が混じっていた」と言うので見てみれば、その友人は私の頭の上の変な物を指差している。

その友人は兄から、「コレは絶対に心霊写真だ」と言われ、「何処で撮った?」と聞かれた友人が、「富士の樹海をバックに」と言うと、「間違いない」と太鼓判を押されてしまったようだ。
私が、「この写真のどこが心霊写真なんだ?」と言うと友人は、「頭に怪我をした女性の顔が仰向けになって写っているのが見えないのか?」と言う。
私は、「見えない」と言うと、一緒に行ったバイトの仲間達が、「水子に見える」とか、「ウルトラマンに見える」とか喧々囂々。

結局、この写真を撮った友人と私とでK大師に供養なんだか、御祓いなんだかに行く事になってしまった。
「一枚の写真でこれだけ盛り上がるのだから、もっと面白い事が起こるかも知れない」くらいの感覚で私は同行(苦笑)。
そしたらその写真を見たお坊さんが、「ああ、これは成仏出来ない霊がこうした形になって現れたのかも知れませんね?」とマジモード。

私の友人は、「どうすれば良いのでしょうか?」なんて聞き返しているし…(呆笑)。
お坊さんは、「写真に塩を盛ってから燃やし土に返してやりましょう?」とか言っている。
そんな事、やっていないからここにあるんだけど…(苦笑)。
「ご希望であれば、あなた方の御祓いも致しましょうか?」とまで言っているので私は、「大丈夫です」と言って、写真をポケットに仕舞い込んで出て来てしまった。

出て来たはいいが友人が出てこない。
一旦戻ってその友人に、「オイ、帰るぞ」と言ったら、「僕はお祓いを受けて行くよ」だって。
普段は自分の事を、『僕』なんて言った事がないので、私は吹き出しながら、「じゃあ先に帰るから?」と言って一人で帰って来てしまった。
後でその友人に、「金はとられたのか?」と訊いたら、「五千円」と答えていたが、それだったらみんなにメシでも奢れって感じ。

ところでこのタイトル写真が、『しんれい写真』なら下の写真の方が、『しんれい写真』に近いのでは?
あっ、富士の樹海に向けて立ち小便をしている写真だから、『しつれい写真』か?
ど、どうしたんだろう?
凄くつまんないね?
し、失礼。
きっと何かに取り憑かれている(苦笑)。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ABE)
2011-08-19 14:28:08
これはまた随分と懐かしい写真ですね!

心霊現象には無縁ですが、最近は老化現象に悩まされています(笑)
返信する
ABEくんへ (本人)
2011-08-19 14:56:57
30年前の写真ですからねぇ(笑)?

身体はあれから30年が経っているわけすから、確かにガタは来ますよね?

言うに及ばず私もボロボロです(涙)。

若い頃に無茶し過ぎましたね(苦笑)?

君の立ちション写真の無断掲載お許し下さい(汗)。
返信する

コメントを投稿