マヌケ便り

テレビ番組リサーチ会社の代表をしています。

敏感と鈍感

2006-12-08 01:02:57 | Weblog
 私の後輩が、本格的にゴルフを始めたいと言っている。それで、私のゴルフクラブのフルセットを、譲ることにしたのである。もちろん、お古だ。だから、ネームプレートは私のままになっている。なので、新しいネームプレートを作ってやることにした。それで、私が馴染みにしているゴルフショップへ電話を入れたのである。

 電話に出たのは、店員の女の子だ。「ネームプレートを頼みたいんだけど…」と言うと、「どんなタイプにします」と言うので、「プレートはオーソドックスなものならどんな物でも…。名前の方は、○○敏(さとし)って言うんだけど、○○は通常の○○、名前の方が、え~と一文字なんだけど…」と口ごもっていると、その子が「目黒さんて、敏感なんですね~『…って、いきなり何を言いだすんだ、この子は』~の敏という字ですか?」と言うのである。私は慌てたままだ。

 私は、口ごもりながら「ちょっ、ちょっと、もっと他に言い方ないの?『敏感なんですね~っ』ってビックリするじゃない?確かに字はその字でいいんだけどさ」と言うと、その子は「あっ、俊敏の敏と言おうとして間違っちゃいました。でも目黒さんて、敏感なんですか?」と言って笑っている。「いや、その逆。鈍感。しかも、俊敏でもないし」こういうと、その子は更に大爆笑だ。笑いながら「でも、そんな風には見えないですよ、目黒さんは。クククッ」と笑い続けている。

 私は、特に太っているというわけではない。だから、俊敏に見えるか、見えないかは、太っているか、そうでないかで、何となく判断されてしまうところがあるが、敏感か鈍感かというのは、そういう見え方ってあるのだろうか?電話を切ってから考えてしまった。感覚なんだから、自覚の問題?…と言っても、自覚というのは比較できるものでもないし。ん~私には難しい問題だ。


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