冷麺

　六本木にある堺正章さんプロデュースのお店、『炭火焼肉Ａｎ』で食べた冷麺が美味しくて、冷麺に填りに填ってしまった。もともと私の好物は、ラーメン、蕎麦、うどん、パスタと全部麺類だったのだが、ここに冷麺が加わった。結局、全部麺類に変わりはない。５個列んでビンゴになった。

　もともとは余り好きではなかったのが冷麺。スープが、私の苦手な酸味がベースになっていたからだ。でも最近は身体の衰え（涙）からか味の好みが変わってしまった。身体がサッパリ系を欲するようになった。だから、あれほど好きだったラーメンなのに、重～く感じるようになってしまった。

　逆に冷麺が恋しい。その切っ掛けを作ってくれた、『炭火焼肉Ａｎ』の冷麺なのだが、上海から戻って来て早速お邪魔したのだが、冷麺と言うだけあって９月一杯で、ランチメニューから外されてしまっていた。「夜はやっています」…とは言われたのだが、焼肉の後の〆ではやはり重たい。

　食べたいのは冷麺だけ。それで牛角に入っては、「梅しそ冷麺だけでもいいですか？」と言って入ってみたり、和民でも冷麺はメニューにあるのでよくお邪魔しては頼んでいたのだが、やはり冷麺だけと言うわけにもいかなくなる。その他に２～３品頼んでしまうと結局は重くなってしまう。

　昨夜は仕事が終わった後で、『ぴょんぴょん舎』の銀座店へ行って来た。行きつけのゴルフショップのＴさんから教えてもらったお店だ。冷麺ではとても有名なお店らしいのだが、今まで冷麺にはノーマークだったので知らなかった。ここは冷麺の専門店なので、気兼ねなく冷麺だけを頼める。

　写真は、冷麺の大盛りにビビンバの小鉢が付いたセットメニューで１，４５０円だ。冷麺だけだと９００円で食べられるのだが、銀座まで来たのでちょっと欲張った。店内は２人掛けのテーブルが３台とカウンター席が４席。だから、１０名で満席である。表には、常に４～５人は列んでいた。

　ところで冷麺だが、もちろんお店によっての多少の美味い不味いは出てくる。それでもラーメンほどの大差はないし、バリエーションがあるわけでもない。冷麺といえば具はだいたいお約束の物。だから、自宅で食べる時にいろいろと試してみた。ゆで卵の代わりの目玉焼きもいけた（笑）。

　ところでこの自宅で食べた冷麺は、私よりかなり目上の方ではあるのだが、友人の岩田君…さん（著名なカメラマン）から頂いた物。これが滅法美味い。また頂戴とお強請りをしてしまう程。この方ブログに毎日コメントはくれる。でもそのほとんどが載せられない内容。それが残念（苦笑）。