上海に来て１週間…疲労困憊

　上海で、友人のＳさんのオフィスで用意してもらっている私のデスクである。ここに来るとホッとする。Ｓさん以外にも他に日本人スタッフがいる。そのスタッフから撮ってもらった写真がこれ。一応仕事をしているところなのだが、私が６時間かけてやる仕事を、こちらのスタッフはおそらく１時間くらいで済ましているのだろうな（恥）。

　ところで、上海に来て１週間になるが参っている。残念ながら私は、中国（上海）の国民性にはとても付いてはいけない。せっかちでがめつくて怒りっぽい。親切でもない。マナーと秩序の無さにも辟易している。本当に自分の事しか考えていない。こんな相手ばかりなので協調の仕様がない。果たして仕事になるのかが心配だ。

　皆さん、これから暫く愚痴が続きますけど大丈夫ですか（苦笑）？せっかちと言えば、コンビニで並んでいても平気で割り込まれる。何でみんなあんなに急いでいるのだろう？一番感じるのはみんないつも怒っている事。街の至るところで怒号が飛び交っている。男も女も老人までもがだ。怒るまでがものすごく早く声も大きい（呆）。

　実は昨日のブログでは触れなかったが、蘇州に一人で向かったのだが帰りの切符は窓口で購入した。１時間待ってやっと買えたのだが、客は駅員と必ず言い合い（喧嘩？）になっている。タクシーに乗って降りたとたんに、観光案内のおばちゃん達に取り囲まれる。「私を案内人で雇ってくれ」としつこい。どこまでも付いてくる（疲）。

　毎日街角でも、『ＲＯＬＥＸ』のコピーの押し売りに参っているのに…。とにかく蘇州はこうした輩を振り切って一人で見て回っていたのだが、カメラに自分も写りたいと思い、「Ｓｈａｔｔｅｒ　ｐｌｅａｓｅ」に、「Ｎｏ」と返ってくる。信じられないくらい優しくない。だから昨日載せた私の写っている写真は、買い物をした店の人に撮ってもらったものだ。

　交通手段は、安くて早いのでタクシーを使うのだが交通法規もくそもあったものじゃない。信号無視は当たり前。でもこれは歩行者も同じ。だからクラクションは鳴っている時の方が多いくらい。マナーと秩序の無さはここで凄く感じる。私なんかが１時間も運転したら、接触事故は５回位は起こし、人も間違いなく５人位は轢くだろうな。

　中国は、ここ１０年で目覚しい経済発展を遂げた。ＧＤＰはもう直ぐ日本を抜いてアメリカに次ぎ世界２位になると言われている。でもこれは、無茶苦茶して来たからだろうと思ってしまう。私が思うまでもなく、これは中国政府の抱える大きな課題でもあるようだ。これからは、経済発展の仕方（内容）が問われていく事になるだろう。

　それにしても、このマナーと秩序ある国になるのには１０年では無理だろう。この事を友人のＭさんにメールで愚痴ったら返信のメールには、「そんなの直る訳無いじゃん！四千年直っていないのに！」と言う内容。爆笑してしまった。少しスッキリした。この愚痴っぷりに私の愉快な仲間達は、「ザマアミロ！」と思っている事だろう。