マヌケ便り

テレビ番組リサーチ会社の代表をしています。

アッと言う間の二十数余年

2011-09-19 03:06:41 | Weblog
お世話になっている、テレビ番組制作会社の社長が亡くなられた。
心よりお悔やみ申し上げます。
享年59歳、私が知り合ってアッと言う間の二十数余年だった。
そして昨夜が通夜。

私自身は、ここ1ヶ月体調が優れない上に、数日前からは持病の腰痛である。
残っている力を振り絞って参列して来た。
まるで後を追うような感じでの参列だ。

亡くなられたO社長の事は書き留めておきたいのに、何を書いていいのかわからない。
その社長は背も高く、黙っていると横柄な感じもしたが、得てしてこういう人が優しい人だったりもするので、私は気軽に接しさせて頂いていた。

一番の思い出は草野球で、そのO社長は会社のチームの監督をしていたので、弊社とは一番対戦させて頂いたチームだ。
その野球チームだが、弊社も含め番組制作会社の野球チームは驚くほど消滅が早い。
そのあっという間の短い期間で、よく神宮第2球場で試合をしたものだ。

楽しい思い出しかないのに、悲しいかな、何故かとても悲しいと言う感じではない。
私自身がドライだからかも知れないが、死はもう私にとって寝ている時と一緒。
寝る前に、「明日は生きて起きられるのかな?」と言う感じで毎晩寝入っている。

…なので最近の私は、生きている事の現実感が余りない。
私は死後の世界など信じてはいないが、生と死の表裏一体感は漠然とではあるが感じる…感じ方なので上手く表現が出来ないが!?
悲しくないのは、どちら側にいても同じと言う感覚があるからかも知れない。

それにしても昨夜は、通夜振る舞いの席ではビール瓶を倒して隣の人に迷惑はかけているし、最後に帰る時なってトイレに入って気づいたのだが、通夜の最中は社会の窓が全開だったし、厳かな中での厳正粛々とした感じが私にはまるでなし(汗)。

ところで、通夜振る舞いの席でO社長が亡くなるまでの経緯を友人の取締役から訊いた。
身体の怠さが続き、熱がずっと下がらず、病院に行った時にはもう癌のステージが3aまで進行していたらしい。
今の私がそんな感じ(苦笑)。

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2 コメント

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なんと (風戸)
2011-09-19 20:48:01
くら~い(笑)ブログ!
死刑!
なんちって 少し気持ちわかります。
最近 知り合いがまた 亡くなりまして その時 毎日って ホントに大切に生きないと 勿体ないんだなと あらためて実感しました!目黒さんも 死ぬまで死なないで下さい!
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風戸さんへ (本人)
2011-09-19 21:09:34
通夜のブログで笑いとれねぇ~だろ?

「死刑!」でも何でもいいけどギャグが古すぎ!

享年59歳の故人に、「さぞかし悔しかった事でしょう?」と言うより、「お疲れ様でした。やすらかにおやすみ下さい」と声をかけましたよ。

私にとっては、一日の大切な生き方がもはやわからない。

生も死も一緒です。

死とは、志賀直哉の、『ナイルの一滴』ですよ!

あっ、風戸さんは自分以上に読書嫌いかぁ~わかんねぇ~だろうな(笑)?

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