マヌケ便り

テレビ番組リサーチ会社の代表をしています。

拒まれた吉野家での食事

2007-05-07 02:07:11 | Weblog
 家の冷蔵庫が2~3日前からおかしい。昨日になって、やっと壊れているんだなと言う判断になった。冷凍庫は、中のモノが溶けていてもう完全にアウトである。冷蔵庫の方も、手を入れると微妙に涼しげだが、やはり壊れている感じがする。家内が、その中のモノで料理するのは、不安があるというので外食をする事になった。

 とりあえず出てしまったので、どこで食べるのか行き先が決まっていない。車の中で運転をしながら、『そう言えば、確かウチの息子達は吉野家の牛丼を食べた事がないな~』と思ったので、「吉野家に行ってみようか」と言ったのである。

 すると、家内が大反対である。私が、「今は若い女の人も入って食べてるぜ」と言うと、家内は、「若い女の人でしょう?」と言う。それで私が、「おばさんも入っているって」と言うと、今度は、「私、おばさんじゃない」とこうだ。結局、ステーキのフォルクスに入ったのだが、私的には同じ牛肉だからどっちでもいいんだけど。

 でも、吉野家も昔に比べたら、女性からの市民権を得たものである。私の学生時代は、女性にとって吉野家は敷居が高かった。いや、低すぎたのかな?とにかく、後輩の女子学生の罰ゲームが、吉野家での牛丼一人食いだった。家内もその世代になるので、それでまだ抵抗感があるのだろう。でも、確かにファミリーで入ってディナーを楽しむところではないな…。

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1 コメント

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後学のため (Uですが)
2007-05-07 14:34:03
やはり拒まれましたか・・
私の場合は貴殿より多分、吉野家フリークの時代が長くあったか、
青春を支えてくれたその思い入れはことのほか強いので、
半ば拉致にちかい工作活動の末、妻と娘をあの高椅子にすわらせました。

後学のためと、妻は娘を盾に自分に言い訳をし、娘はパパのためと
いたわる素振り。
しかもちょうど隣接するビルの解体工事をしている昼時間、
お客様の顔ぶれは、言っては悪いが薄汚れたネズミ色の集団です。
立ち代わり入れ替わる雑踏に、二人とも息を殺して身を置く羽目に。

少しかわいそうに思い「立ち食いじゃないんだからさ、」と
慰めついでにツユダク、半ダクなどの専門用語を教え込み、
慈悲深く、漬け物、温玉、みそ汁等フルコースでせまってみました。

初めてのアフリカ旅行といった緊張感は高級レストランのそれとは
違うようで、
旨い早い安い。この三拍子の元祖をしっかり堪能するまでには
到達できませんでした。
信仰もしかり、無理強いは功を奏しないということです。
貴殿はお優しい。
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