マヌケ便り

テレビ番組リサーチ会社の代表をしています。

今期最高の試合

2011-08-21 22:34:52 | Weblog
今期2勝目をあげた有村智恵選手 ( 写真 = ゴルフ情報 ALBA.Net )

今週の女子ゴルフのトーナメントは、『 CAT  Ladies ( キャタピラー レディース ) 』だ。
テレビ放送の始まる15分前から、私はテレビの前で放送開始と待ち合わせ。
私は待ち合わせでは、必ず15分前に待ち合わせ場所に来ている。
今日は、人と会う時と同じくらい大事なテレビ放送。

私は女子プロゴルフ界では好きな選手は多いが、中でも有村智恵選手は大好きな選手の一人。
前日の予選までは、2位の森田理香子選手に2打差のトップ。
上位を見渡せば、外国人選手がほとんどいない。
今日は、絶対に見たかったトーナメント。

先週の、『 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 』ではホストプロの福島晃子選手が前日まで首位。
NEC所属の福島選手に勝たせてやりたかったが、プレーオフ2ホール目で、韓国のアン・ソンジュ選手にバーディーを決められ優勝を持っていかれた。
「………」な気分は私だけはなかったはずだし、何より悔しかったのはスポンサーでは?

厳しいプロの世界で、「空気を読めよ!」と言うわけにはいかないのはわかる。
でも先週の、『 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 』までの19試合の内、7試合が外国人選手の優勝だ。
しかもその内で、6回が韓国人選手の優勝。
これがメジャートーナメントなら、韓国人選手の優勝にも納得はするが…ここは日本。
「やはり、優勝は日本人にしてもらいたい」…と思うのは私だけではないはず。

ところでその、『 CAT Ladies 』は放送が始まったのは14番ホールからで、トーナメントリーダーは有村選手と森田選手で共に10アンダー。
15番ミドルホールは、2打目を先に打った森田選手が難しい下りのパットを3メートルに残し、次に打った有村選手は登りのほほ真っ直ぐで森田選手よりも短い距離を残す。

その森田選手のパットだが、下りのスライスライン。
私はこの下りのスライスラインが一番嫌い。
3メートルほどの距離だが、私がやったら10回に1回すら入れる自信はない(キッパリ)。
コレを一発で決める森田選手、お見事…って、もちろん二発も三発もやり直しが出来るわけではないが…(笑)?

逆に有村選手が、この森田選手よりも優しい登りのほぼ真っ直ぐのパットを外してしまう。
テレビはカップに対して正面から映していたのだが、有村選手のパットのテークバックが若干ぶれた様に見えたので私は思わず、「あっ」と声を上げてしまった。
私の嫌な予感が当たったわけでもないのだが…外してしまう。  
ここで森田選手が初めて首位に立つ。

「最終日の残り3ホールで、優勝争いをしている時のプレッシャーは尋常じゃない」と私は友人の男子プロゴルファーから訊いた事がある。
見ていても凄いテンションなのだから、プレーしている選手なら尚更の尚更だろう?
そう言うモノが21歳の森田選手には重くのしかかったのか、16番ホールは有村選手のバーディーに対してボギーとしてしまい逆に一打追う展開になる。

17番のショートホールは共にパーでこのまま最終ホールへ。
ここまで来たら、どちらが優勝でもいいやと思うくらいの凄い戦い。
18番は共にパーオンし、先に有村選手がバーディーパットをするがこれを外して、森田選手のバーディーパットが入ればプレーオフ。
テレビで見ていて、入ったかと思うようなパット。
これを外して、森田選手は目頭をおおう。

あれを入れてもらい、プレーオフをしてもらいたかったと思うようないい戦いだった。
それにしても優勝の副賞は普通は外車だが、今回優勝した有村選手に送られたのは、下記写真のキャタピラージャパン社のミニ油圧ショベル(笑)。
「どうやって使うのだろう?」とは思ったが、有村選手の事だから被災地へ寄付するんだろうな?
自宅の庭に置いておくわけにも…いかないよね(苦笑)?


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