理容院に行ってきた。私はパーマをかける時は美容院だが、カットの時は理容院だ。いきつけの理容院は、いつも混んでいて待つことが多い。この日も入ったらいっぱいで待つことになった。
椅子に座って雑誌を読みながら待っていると、理容師がお客さんに、「どこか痒いところはございませんか?」と訊いている。シャンプーの時のお約束事だ。そしてお客さんからは「いえ、特に」と言う返事が返ってくる。
…のが当たり前だと思っていたら、そのお客さんは、「右耳の後ろのところを」と言っている。おぉっとビックリだ。お客さんが、痒いところを言ったのを初めて聞いた。しかも、右耳のうしろのところと具体的だ。もちろん、痒いところがあるのだから具体的で良いわけだ。でも、何か妙な感じだ。
私の番になった。カットされながら理容師に訊いてみた。「『痒いところはございませんか?』と訊かれて、具体的に答える人がいるんですね。私の前のお客さんがそうでしたけど…」と言うと、理容師は、「います、います。もちろん、多くはないですけど、希にいらっしゃいます」と言っている。
この時、私の隣でシャンプーをしていた別の理容師が、タイミングよく、「どこか痒いところはございませんか?」とお客さんに訊いている。思わず、耳を澄ませてしまった。すると、中年のそのお客さんは、「えーと、いや、大丈夫です」と答えている。
私が隣でこんな話しをしていたから、躊躇ってしまったのだろうか?どうもそんな感じの煮え切らない答え方だ。『別に無理しなくていいのに。今は“痒いところに手が届かない状態”なのだから』と思いながら、私はにやけていたのだが…。
椅子に座って雑誌を読みながら待っていると、理容師がお客さんに、「どこか痒いところはございませんか?」と訊いている。シャンプーの時のお約束事だ。そしてお客さんからは「いえ、特に」と言う返事が返ってくる。
…のが当たり前だと思っていたら、そのお客さんは、「右耳の後ろのところを」と言っている。おぉっとビックリだ。お客さんが、痒いところを言ったのを初めて聞いた。しかも、右耳のうしろのところと具体的だ。もちろん、痒いところがあるのだから具体的で良いわけだ。でも、何か妙な感じだ。
私の番になった。カットされながら理容師に訊いてみた。「『痒いところはございませんか?』と訊かれて、具体的に答える人がいるんですね。私の前のお客さんがそうでしたけど…」と言うと、理容師は、「います、います。もちろん、多くはないですけど、希にいらっしゃいます」と言っている。
この時、私の隣でシャンプーをしていた別の理容師が、タイミングよく、「どこか痒いところはございませんか?」とお客さんに訊いている。思わず、耳を澄ませてしまった。すると、中年のそのお客さんは、「えーと、いや、大丈夫です」と答えている。
私が隣でこんな話しをしていたから、躊躇ってしまったのだろうか?どうもそんな感じの煮え切らない答え方だ。『別に無理しなくていいのに。今は“痒いところに手が届かない状態”なのだから』と思いながら、私はにやけていたのだが…。
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