蕪栗沼の北側駐車場に車を入れると,合歓(ネム)の花が出迎えてくれた。
ネムノキについては,全く頭になかったので,この見事な咲きっぷりにびっくり。
素直に感動。
ある方のブログに,ネムノキが掲載されているのを見て,見たいなぁ,と思っていたのだが,こんな馴染み深いフィールドで出会えるなんて,思ってもいなかった。
しかも,こんな立派な木。
木があるのは当然知っていたが,ネムノキだったとは,全然気付かなかった。
この時期に来たことがなかったのかな。
この時期に来たことがなかったのかな。
合歓の淡いピンクと空の青との対比が,また,美しい。
歩き始めると,沼に続く歩道脇には,熟れて黒くなった桑の実があった。
油断している間に,こんなに季節が進んでしまった。
沼には,セイタカシギが3羽。
鏡のような水面に木々の緑が映り込み,そこに,赤い足,白い体のセイタカシギ。
下の写真で,中央上にある草を,田植えしたばかりの稲の大きさと思ってみると面白い。
セイタカシギが,セットの中に置かれた,ミニチュアのフィギュアのように見える。
オスが1羽,メスが2羽だった。
昔は,この清楚な姿を,どうしても見たくって,交通費をかけて関東方面まで行ったものだが,近年は,こちらでも普通に出会えるようになった。
ありがたい。
セイタカシギを楽しんでいると,手前をアマサギが通過。
いたのに全然気づいていなかった。
行き帰りの遊歩道沿いには,チョウやトンボがたくさん。
探すことなく,普通に出会った虫たち。
まさに夏のにぎやかさ。
まさに夏のにぎやかさ。
立ち去るとき,もう一度ネムノキを見たら,背景に月があった。
緑と,ピンクと,青と,白い月。
(2024/06/29 セイタカシギ,アマサギ)
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