蟷螂の独白

世に背を向けた蟷螂です。喜怒哀楽を綴って18年、モットーは是々非々の団塊世代です。

根拠

2020-04-28 16:32:08 | 徒然
昨日(27日)の東京の陽性者は39人、死者6人でした。
検査人数300人にしてはまずまずでしょうか。
今日は112人。検査人数は3~400人でしょう。
 
最近は医療従事者の感染者が多くなってきた感じです。
医療従事者の離職も多くなってきました。
メンタルにくる医療従事者もいるのではないかと思います。
 
死者はシニアが多くなっています。
マンション内に中国人の区分所有者がいるので、扉を一歩出たらそこは蟷螂にとっては戦場です。
まだ、マンション内で防護服姿の救急隊員は見ていないので、大丈夫でしょうが(多分)、用心は怠れません。
外出時は必ずマスクに手袋、ゴーグルに着帽です。
ビニールの手袋を取り寄せたので、その上から軍手をします。
暑くなったらどうしようなどと言っている暇はありません。
隙を見せると必ずウイルスは体内に忍び寄ってきます。
マスクが次第に細ってきましたが、市中に出回るころまでは持ちそうです。
残りはサージカルが2箱、N95とDS2が20枚ずつほど。
手袋は2箱手つかずです。
蟷螂がここまで用心する理由は、55歳時と58歳時に肺炎にかかっているからです(サイト内肺炎日記参照)。
コロナにかかったらイチコロでしょう。
 
ところで未だに保健所を通さなければPCR検査ができないという仕組みは、日本だけでしょうか。
そのシステムが、国への不信感を国民につのらせます。
飲食店は保健所の許認可制、いったん食中毒など出そうものなら営業停止処分が下されます。
その保健所が市民の健康を脅かすPCR抑制行動に出ているのは、一体誰が、どこで、どのように指図をしているのか、保健所長に膝詰め談判したいものです。
検査もシンゾーは1日2万件可能と高らかに宣言したものの、保健所がマンパワー不足を理由に、一向に増えません。
東京は1300万都民を抱えていても、1日3〜400件。
抗体検査キットやドライブスルー検査など、見かけませんし、民間検査会社なんかは報道もされなくなりました。
おそらく検査検体を、『これは陽性っぽいから明日に回し、これは陰性っぽいから今日やろう』などとより分けしているのではないかと、下衆の蟷螂は勘ぐってしまいます。
そしてまたひとつ新顔が・・・『抗原検査キット』。
ウイルスを構成するたんぱく質を検出するそうで、30分ほどで結果がわかるそうです。
インフルエンザの検査と同等だそうなので、保健所を通す必要がなくなります。
また、ここへきて、新型コロナウイルスの検査を唾液で行うと報道されています。
接触感染飛沫感染エアロゾル感染は、感染者の唾液が空中に飛散し、その息を吸い込んだ人が感染すると言われているので、当然唾液にも含まれているはずです。
唾液を採取してPCR検査をすれば、患者も辛い思いをせずに済むし、検査をする側もリスクが軽減されます。
 
話だけはどんどん出てきますが、どれも一向に現実化されていません。
どこでストップしているか、それは官僚が止めているのです。
1億2000万の国民全員がコロナに感染し、生き残った者だけで国家を形成しようとでも考えているのでしょうか。
明らかな弱者切り捨てです。
それではなぜ、検査法や検査薬、検査のハードルが高め設定かというと、それは東京2020に、国や都がまだ未練を持っているからです。
大金をつぎ込んでオリンピックを招致し、巨額を投じて国立競技場を建設した手前、元手くらいは回収したいという魂胆があるからです。
2022年の北京でさえ危ういのに、2021年なんて、夢のまた夢、第一アフリカ諸国はワクチンなんか届かないでしょうから参加不能です。
ワクチンを打ってやるから来いっていっても、得体の知れないものを打たれて人体実験になるのは嫌だと拒絶されると思います。
日本が新型コロナウイルスとの戦いに勝つには、
東京2020の未練を断ち切ることでしょう。
 
 
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« レムデシビルを先行承認する理由 | トップ | 有感地震 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。