この本に出会ったのは少し前、書き散らしていた若い頃に出会っていれば、もう少しマシな文章を書けていた。30代後半の頃、ブラザーのワープロが欲しくて同居人にお願いしても、『絶対にダメ』とガン拒否されてモノを書くことを断念しました。その後ワープロの値段が手頃になって普及し始めたので、同居人を口説き落として購入、駄文をポチポチ打ってオール讀物の新人賞に応募したら2次予選を通過しました。え、あんな程度で . . . 本文を読む
星新一賞が発表され、未来の新氷河期に奇病を病んだヒトのストーリーだというので一読してもいいと思った。フル?AIを使ったものが70編あったそうだけど、予選をも通過しなかった。星新一賞はアイデアの勝負、凡庸な未来小説の設定では手強い。ただし、SFはなんでもありなので、これからのAI小説に期待していいと思います。その一方で今日授賞式の行われた芥川直木賞。芥川賞はAIを使ったことを隠しもせず、むしろそれを . . . 本文を読む
上田岳弘の『私の恋人』と『ニムロッド』を読んだ。ハッキリ言ってよくわからなかった。小説には2パターンあり、ストーリーがしっかりしすぎているモノと、ストーリーが崩れ過ぎているモノがあり、上田の作品は故意にストーリーを混乱させ過ぎているきらいごある。これはかつてのフランス文学に一脈通じるものがあるが、蟷螂的にはベストではない。だが、読者に迎合しないところが気に入った。例えばハルキ。迎合しすぎて、セック . . . 本文を読む
蟷螂は佐藤泰志のファンで、『君の鳥はうたえる』は何度も読み直しています。何度も読み直しているうちに、大ファンになり、作品集まで手に入れました。で、彼の作品は最近になって続々映画化されているので興味を持ち、『そこのみに光り輝く』や『オーバーフェンス』をスカパーで見ましたが、イマイチでした。それでも『そこのみに』の進水式のシーンは迫力満点で魅せました。『オーバーフェンス』はあんなとこでしょう的にそれな . . . 本文を読む
今日、都内西方向へプチ旅!地下鉄に乗るのは半年以上ぶり。駅へ行くのに忘れ物をしたり、脈拍が100以上に軽くなったりして、もう無理?でも大江戸線には乗りたいので、ひたすら駅まで歩きました。
大江戸線はさっぱりしていてなかなかスマート。空いているし、何より魔法のカード(無料パス)があるから乗り放題。私鉄の駅員はこちらが身障者手帳を出すと、露骨に嫌な顔をしますが、無料パスなら定期と同じなので、気を遣わず . . . 本文を読む
吉行淳之介が好きで、対談シリーズ以外は全て読みました。蟷螂の読書スタイルは、何度も同じ作品を読む傾向にあり、なので殆どがいわゆる積ん読です。
『薔薇販売人』は持ち歩いて文庫で、帰宅して全集で、気が向くと特装本で読んだりしています。書き出しのつかみの部分が秀逸で、今読んでも決して色あせることはありません。
『砂の上の植物群』も秀作です。いまでは都条例に引っかかる作品ですが、当時は許されていたのでしょ . . . 本文を読む
今日、テレビのクイズ?のような番組を見ていたら、『村上』の下の名前が出てきません。そう、本来ならばいい意味でも悪い意味でもこの時期話題になる人で、文学というカテゴリをもうけてあるのにダメじゃないのという感じです。
『風の歌を聞け』10ページ、『ノルウェイの森』2ページ、『海辺のカフカ』5ページを読んだ程度、それもAmazonで1円本(記憶曖昧です)で捨ててもいいつもりで購入したものです。内容は、た . . . 本文を読む