コロナの報道に隠れるように、地震のニュースが日経の3面記事に載っていました。
気象庁が注意を呼び掛けているそうです。
弱り目に祟り目です。
4月23日の昼に緊急地震速報が鳴ってM5.5の地震が起き、蟷螂が駐車場にいるときに同居人が電話をかけてきて騒動になったあの松本市の地震です。
余震が続いているのでしょうか。
それとも本震がくる前触れでしょうか、有感地震が50回超となると穏やかではありません。
蟷螂が若いころ、新潟で大きな地震があり、そのとき田原町の2階のベッドの中にいたら、遠くのほうから次第に大きくなってきた、突き上げるようにダンダンと縦揺れ。
続いてユサユサと横揺れが来ました。
あの、下から鋭く突き上げられる大地の感覚は怖かった。
東日本大震災の時は、ちょうどクリニックへ行こうと支度をしていた時に襲われ、階段を駆け下りました。
同居人は蟷螂が出がけに言い聞かせた『早く帰って来いよ』という言葉が耳に残り、デパ地下巡りを早めに切り上げた乗換駅で地震に遭遇し、階段を駆け上がったそうです。
地下鉄の柱が折れるのではないかと思うほど軋んでいたので、生きた心地がしなかったと話していました。
蟷螂家では、お不動様のお札がすべて床に落ちました。
ローンを返済し終わり、ささやかながら年金をいただき始めた途端に地震とコロナ。
もっとも蟷螂は心臓にメスを入れているので平均寿命を全うできそうにありません。
若いころは劣等生だったのに、心臓の手術は自費だったし、その上早じまいをすれば、お国にとっては優等生。
せめて親父の年(72歳)は超えたいと思っていますが、ちょっと自信がないなぁ。