これまでに、書きませんでしたが、
瑕疵担保責任とか、消費者契約法などにも目を通し、また民事訴訟なども頭に入れていました。弁護士に依頼したらいくらかかるのかとか。
なぜ、そこまでするのかというと、
査定ののちに45万円で買い取りますという売買契約書を交わした事実がありながら、修復歴の定義に該当しない修復箇所を持ち出して、やはり買えませんという行為が許せなかったからです。
もちろん、相場金額である30万よりも高い金額だから、ということもありましたが、G社の態度が許せなかったのかもしれません。
×年9月×日
G社の担当者を家に呼んで、再交渉となりました。
売買契約書にも明記されている「修復歴の定義」は、公取協の定義に準ずるものであり、つまりこの定義に該当しないのであれば、修復歴とはならない。査定協会の検査結果からも修復歴なし、となっている。査定協会の修復歴の定義は公取協のものと同じだから、つまり売買契約は成立する。
というようなことを、分かりやすいように、一から説明したのですが…
担当者いわく、ドアの交換や、塗装の痕跡があったということは、つまり事故を起こしたということに違いない。だからうちとしては、そのようなことを言われても、修復歴になるんです。みたいなことをのたまうばかりで、いっこうに話にならない。
たとえ事故を起こした車でも、それがイコール修復歴車にはならないのに。
じゃあ他の買取店に売ったらどうですか、みたいなことも言い出したので、それは話が違う、と。
いやいや、だからね。と私が、何回説明しても理解しない。いや、理解しようとせず、否定するばかり。
2時間ぐらい話し合いが続きました。
向こうも、たぶん上司に言われて、絶対折れないように指示されているのでしょう。
もうらちがあかないと見て、キレて、それじゃあ民事訴訟しますから!
…と言いかけて、ふと思い直しました。
多分、裁判になったとしたら、こちらの言い分が正しいと確信してましたし、実際勝つだろう、もしくは、裁判になる前に、向こうは株式上場もしてる大企業なので、和解を持ちかけてくる公算が大きいと、考えてましたが、こんなことで時間を費やすのが、バカらしいしと。。
逆に、それじゃあいくらなら買い取ってくれるのか聞いてみたところ、35万ならギリギリ、という回答が得られました。
当初の45万よりも10万円ダウンしますが、相場的に30万が限界というところを、35万なら、相場よりも高い。
これで手を打っておくのが、一番賢い選択なのではないか。
そう思い直して、その金額で折り合いをつけることにしました。
---以上が、トラブルのお話です。
たいしたオチもない、かなりの長文記事になりましたが、お付き合いいただいて、読んでくださったかた、ありがとうございました。
みなさんは、この私の体験談から何を思いましたか?
クルマを売るときには、十分気をつけようとかかな。
それもありますが、私が思ったのは、逆にクルマ(中古車)を買う時に、こそ気をつけなければいけない、と思いました。
ディーラー系列の中古車店だから安心だ、という考えは、もろくも崩れ去りました。別にスバルが悪いといっているわけではありません。
本当に、今回のように修復歴と誤解されるような修理箇所を、たまたま見逃していただけかもしれませんし(本当は売る側としては見逃してはいけないのですが)、販売担当者も知らなかったのかもしれません。
何がいいたいのかというと、クルマを買う時に、契約書に、修復箇所はありません、と、修復歴無しとして販売されているのなら、書面に残してもらうことが大事だなぁと思いました。口頭では証拠に残らないですからね。
買うにしても売るにしても、中古車業界というのは、多かれ少なかれダークな一面もありますが、だからといって、じゃあ新車しか買わない、というのは、選択肢の幅を狭めてしまいますし、中古車には中古車の魅力があります。
余計なトラブルに巻き込まれないように、しっかりとした知識を身に付けて、楽しいクルマ生活ができたらいいなぁと思います。
---次回からは、通常版に戻ります---
瑕疵担保責任とか、消費者契約法などにも目を通し、また民事訴訟なども頭に入れていました。弁護士に依頼したらいくらかかるのかとか。
なぜ、そこまでするのかというと、
査定ののちに45万円で買い取りますという売買契約書を交わした事実がありながら、修復歴の定義に該当しない修復箇所を持ち出して、やはり買えませんという行為が許せなかったからです。
もちろん、相場金額である30万よりも高い金額だから、ということもありましたが、G社の態度が許せなかったのかもしれません。
×年9月×日
G社の担当者を家に呼んで、再交渉となりました。
売買契約書にも明記されている「修復歴の定義」は、公取協の定義に準ずるものであり、つまりこの定義に該当しないのであれば、修復歴とはならない。査定協会の検査結果からも修復歴なし、となっている。査定協会の修復歴の定義は公取協のものと同じだから、つまり売買契約は成立する。
というようなことを、分かりやすいように、一から説明したのですが…
担当者いわく、ドアの交換や、塗装の痕跡があったということは、つまり事故を起こしたということに違いない。だからうちとしては、そのようなことを言われても、修復歴になるんです。みたいなことをのたまうばかりで、いっこうに話にならない。
たとえ事故を起こした車でも、それがイコール修復歴車にはならないのに。
じゃあ他の買取店に売ったらどうですか、みたいなことも言い出したので、それは話が違う、と。
いやいや、だからね。と私が、何回説明しても理解しない。いや、理解しようとせず、否定するばかり。
2時間ぐらい話し合いが続きました。
向こうも、たぶん上司に言われて、絶対折れないように指示されているのでしょう。
もうらちがあかないと見て、キレて、それじゃあ民事訴訟しますから!
…と言いかけて、ふと思い直しました。
多分、裁判になったとしたら、こちらの言い分が正しいと確信してましたし、実際勝つだろう、もしくは、裁判になる前に、向こうは株式上場もしてる大企業なので、和解を持ちかけてくる公算が大きいと、考えてましたが、こんなことで時間を費やすのが、バカらしいしと。。
逆に、それじゃあいくらなら買い取ってくれるのか聞いてみたところ、35万ならギリギリ、という回答が得られました。
当初の45万よりも10万円ダウンしますが、相場的に30万が限界というところを、35万なら、相場よりも高い。
これで手を打っておくのが、一番賢い選択なのではないか。
そう思い直して、その金額で折り合いをつけることにしました。
---以上が、トラブルのお話です。
たいしたオチもない、かなりの長文記事になりましたが、お付き合いいただいて、読んでくださったかた、ありがとうございました。
みなさんは、この私の体験談から何を思いましたか?
クルマを売るときには、十分気をつけようとかかな。
それもありますが、私が思ったのは、逆にクルマ(中古車)を買う時に、こそ気をつけなければいけない、と思いました。
ディーラー系列の中古車店だから安心だ、という考えは、もろくも崩れ去りました。別にスバルが悪いといっているわけではありません。
本当に、今回のように修復歴と誤解されるような修理箇所を、たまたま見逃していただけかもしれませんし(本当は売る側としては見逃してはいけないのですが)、販売担当者も知らなかったのかもしれません。
何がいいたいのかというと、クルマを買う時に、契約書に、修復箇所はありません、と、修復歴無しとして販売されているのなら、書面に残してもらうことが大事だなぁと思いました。口頭では証拠に残らないですからね。
買うにしても売るにしても、中古車業界というのは、多かれ少なかれダークな一面もありますが、だからといって、じゃあ新車しか買わない、というのは、選択肢の幅を狭めてしまいますし、中古車には中古車の魅力があります。
余計なトラブルに巻き込まれないように、しっかりとした知識を身に付けて、楽しいクルマ生活ができたらいいなぁと思います。
---次回からは、通常版に戻ります---
一度だけ読ませていただいたところですが、
再度読ませていただきたいと思っています。
特に、こちらの説明を聞く耳持たない、というところ。
こちらは相手をプロとして見ているし、対応しているのに、
実際には相手はかなりの勉強不足で、
しかもこちらをナメていて、
「弱いところを見せないようにしなければ、言いくるめなければ、」みたいな
バリアを張り巡らせて対応してくる事がありますよね。
きちんとした話し合いをして、こちらも理解したいと思っているのに
肩透かしをくうような感覚になります。
冷静にご対応されていて脱帽します。
今思うと、もっとうまく対処したらよかったかなぁなんて思います。相手の上司、もしくは本部に直接かけあって、説明&抗議していれば、また違った展開になっていたかな、と。
まぁいい勉強になったと考えるようにしていますが。
(^^;
買取で失敗してる人はいっぱいいると思います。
うーんこんなこと書いていいかわかりませんが、
近所の中古車屋さんに
公正●●●なんてのも正直私から言うと当てになりません。
あっこの記事トラックバックで頂いていいですかね?(笑)
トラックバックも、ありがとうございます。
大変でした…
記事には、書きませんでしたが、他にも数社、現車を見てもらって査定してもらいましたが、30万には満たない評価だったので、いろいろありましたが、一応相場よりは高く売れたことになります。
最近、はやりの買取店に依頼してオークションで希望の価格で落札してもらえば高く売ることができる、いわゆるオークション代行店にも足を運びましたが、結局手数料などを差し引かれるので、よほどの人気車でなければ、意味がないと思いました。人気車の売却を考えている場合は、オークション代行に買い取ってもらった方が、高い場合もありますので、誤解のないように。。
ちなみに私は、査定の際に、「いくらくらいで考えてるの?」と聞かれても、あえて少し高い金額を言うようにしてました。逆に、言う必要もないですが、安くは言わない方がいいと思います。
…って、プロの方にコメントを頂けて光栄です。