キニナルクルマ

街で、ネットで、雑誌で、TVで… 個人的に‘気になる’車について勝手気ままに、つづっています。

クルマヲウルトイウコト(其の四)

2004年06月16日 | マイカー
×年8月×日
早速、購入した店であるところのスバル直営の中古車店にTELしてみた。ところが、運悪く、この日は盆休みの真っ只中で、店は休日で留守番電話になっていてどうしようもない。

×年8月×日
盆休みが明けて、やっと電話がつながった。
のであるが、購入した約4年前の店は、閉鎖になり、必然的に移転先のところへ連絡することになる。そしてまた、当時の担当者は、出向で、すでにスバルにはいないということが判明する。

まぁ、それはしょうがないとして、別の担当者に、説明する。
買取店にクルマを売ったのだが、修復歴の跡が見つかったということで、私自身は修理をしていないので、販売時にすでに修復してあったのではないか。無事故車という表記だったのに、どういうことか、と聞いてみたものの、当時の担当者ではないし、店自体も移転先なので、詳細は分からないとのこと。
じゃあ、クルマを持っていくので、修復の跡が実際にあるのかどうか、見てもらうことに。

×年8月×日
クルマが、G社へ渡っているので、手元に車がないので、一旦返してもらうことにする。購入した店へ見てもらうからとの説明をして。

×年8月×日
スバルの中古車店へ向かう。
さっそく修復箇所を調べてもらうが、板金の跡はありません。という結果に。ただ、ドア自体の交換は、してありますとのこと。
これは、G社からも説明は受けていた。ただ、詳細は後に記述するが、ドアの交換など、車体(フレームなど)以外の修復や交換では、修復歴扱いには、ならないのだ。

スバル側としては、当時の担当者がいないので、別の担当者が対応してくれたが、板金などはないので、修復歴には該当しないが、無事故車として販売したのなら、ドアの交換があったことは販売時に説明しておかなければならなかった、との回答。
私は、説明を受けていなかった。

ただ、その責任を問うたところで、修復歴には該当しないから、どうしようもない。もし、板金の跡などが実際に見つかったならば、責任をスバルに問うつもりだった。極端な話、45万でスバルに買い取ってもらおうとさえを考えていたのだが。
ちなみに、スバルでの査定額では、25万くらいとのこと。

こうなると、G社がウソをついているのか、と思えてくる。
相場より、高い金額をちらつかせておいて、あとになって、買取額を下げてくるという方法かと。。
しかし、検査して板金の跡が見つかったとのことだし、ドアの交換も見つかったということで、まるっきりウソを言っているとも思えない。


この時点で、何が本当なのか、分からなくなっていた。


これは、もう徹底的に調べてやろうという気になって、まず、「修復歴」とはどういうことなのか。これを明確にしなくては、話にならない、と。

G社と交わした「売買契約書」の契約条項には、

契約車輌の引渡し後、買取店側による契約車輌の検査、確認、調査等により売買契約金額が、妥当でないと合理的に認められる場合には、再度協議するものとし、売買契約金額の支払いを留保することができるものとする。かかる通知後14日以内に合意がなされなかった場合には本契約を解除することができる。(一部省略)

ってなことが書いてありますが、

修復歴の定義については、社団法人自動車公正取引協議会の規約に準ずる。

と、「修復歴」についての定義が、なされている。
つまり、G社が言うところの修復箇所が、この定義に該当しないのであれば、売買契約は成立しているということになるのである。逆に、この定義に該当しているのであれば、売買契約は無効であると言われてもしょうがない。

では、社団法人自動車公正取引協議会が定義している修復歴とは、どんなものなのか。

---つづく---


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