キニナルクルマ

街で、ネットで、雑誌で、TVで… 個人的に‘気になる’車について勝手気ままに、つづっています。

F1

2004年06月22日 | TVで見つけたクルマ


先日のF1米国GPのTV中継(フジテレビ)を、夜中見てたわけですが、佐藤琢磨(BARホンダ)が、日本人として14年ぶりの表彰台に上がったのは、ニュースでも報じられているように、みなさんご存知かと思います。

正直、私も感動したわけですが、キャスターである永井氏が、妙にはしゃいでいたのが、なんだかなぁという感じでした。元F1レーサーでもある片山右京氏もコメントしてましたが、こちらは実際にF1の世界で走っていただけに、感慨深いものがありました。



あ…
「キニナルクルマ」は、ニュースブログではないので、もちろんこれで終わりではありません。
「クルマ」も取り上げてませんしね。

んーと、日本人F1ドライバーといえば、鈴木亜久里氏も印象深いですが、やはり中嶋悟氏を忘れるわけには、いきません。
中嶋氏は、ロータス・ホンダにてF1デビューしたわけですが、前年までのロータスといえば、いわゆるJPSカラーといわれる真っ黒なカラーリングの車体でした。




実際、私はこの時のF1を見ていなかったので、後になって知った事実なのですが。

私は、もう10年以上も愛煙しているタバコがあります。そのタバコとは、


「John Player Special」という英国産のタバコです。
F1のスポンサーであったということも、このカラーリングが全面に施されていたということも知らないで喫ってたので、その事実を知ったときは、少しオドロイタものです。

このJPSについて、ネットで少し調べてみたところ…


こんな感じで、カッコよくドレスアップされている方もいました。



えーっと、話を中嶋悟氏に戻しまして。
最寄のスーパーオートバックスに、中嶋悟氏が来店するとの情報を得ました。


時間が、あれば行ってみたいと思います。


ドリームカー

2004年06月17日 | TVで見つけたクルマ
この顔にピン!ときた人は、どれくらいいるでしょうか?
知ってる人は知ってるし、知らない人は全然知らないですかね。
(当たり前ですが)

そう答えは、マイケル・ナイトこと、デビッド・ハッセルホフ氏です。



1984年から日本でも放映され大ブレイクした海外ドラマ「ナイトライダー」にて主演されてました。このドラマを知っている人は、今は30代前後ですかね。。
当時、私もこのドラマが好きでよく見ていました。
この作品の最大のウリでもあるクルマ「ナイト2000」に魅了されたものです。



この「ナイト2000」というクルマ(通称KITT)は、多数の改造を施された超高性能車という設定で、クルマ自身が、知能を持っていて、話をしたり、またマイケルが呼びかけると自動で運転してやって来たり、他には遠隔操作機能や、すごいスピードを出したり、というとんでもないクルマでした。

当時、子供ながらにこんなクルマがあったらいいなぁと思ったものです。
ちなみに、このクルマはポンティアック・ファイアーバード・トランザム’82年式を、番組に当たって改造制作したものとのこと。

ふとなにげにネットで、このクルマについて調べていたところ、実際に日本でもこのクルマの形や内装をナイト2000そっくりに実現しようとしている人たちって、結構いるんですね。
こんなサイトあんなサイトヤフオクにも出品されてました。
中古車でも販売されてるようです。


私が最初に購入したクルマは、スープラというクルマなんですが、このナイトライダーに影響を受けていたのかもしれません。(^^;




ちなみに現在、スカパーやCATVで、「ナイトライダー」の放送が見られるそうです。
http://www.super-ch.com/line/knightrider/


クルマヲウルトイウコト(其の六/最終章)

2004年06月16日 | マイカー
これまでに、書きませんでしたが、
瑕疵担保責任とか、消費者契約法などにも目を通し、また民事訴訟なども頭に入れていました。弁護士に依頼したらいくらかかるのかとか。

なぜ、そこまでするのかというと、
査定ののちに45万円で買い取りますという売買契約書を交わした事実がありながら、修復歴の定義に該当しない修復箇所を持ち出して、やはり買えませんという行為が許せなかったからです。

もちろん、相場金額である30万よりも高い金額だから、ということもありましたが、G社の態度が許せなかったのかもしれません。

×年9月×日
G社の担当者を家に呼んで、再交渉となりました。
売買契約書にも明記されている「修復歴の定義」は、公取協の定義に準ずるものであり、つまりこの定義に該当しないのであれば、修復歴とはならない。査定協会の検査結果からも修復歴なし、となっている。査定協会の修復歴の定義は公取協のものと同じだから、つまり売買契約は成立する。
というようなことを、分かりやすいように、一から説明したのですが…

担当者いわく、ドアの交換や、塗装の痕跡があったということは、つまり事故を起こしたということに違いない。だからうちとしては、そのようなことを言われても、修復歴になるんです。みたいなことをのたまうばかりで、いっこうに話にならない。
たとえ事故を起こした車でも、それがイコール修復歴車にはならないのに。
じゃあ他の買取店に売ったらどうですか、みたいなことも言い出したので、それは話が違う、と。

いやいや、だからね。と私が、何回説明しても理解しない。いや、理解しようとせず、否定するばかり。






2時間ぐらい話し合いが続きました。



向こうも、たぶん上司に言われて、絶対折れないように指示されているのでしょう。


もうらちがあかないと見て、キレて、それじゃあ民事訴訟しますから!
…と言いかけて、ふと思い直しました。
多分、裁判になったとしたら、こちらの言い分が正しいと確信してましたし、実際勝つだろう、もしくは、裁判になる前に、向こうは株式上場もしてる大企業なので、和解を持ちかけてくる公算が大きいと、考えてましたが、こんなことで時間を費やすのが、バカらしいしと。。

逆に、それじゃあいくらなら買い取ってくれるのか聞いてみたところ、35万ならギリギリ、という回答が得られました。
当初の45万よりも10万円ダウンしますが、相場的に30万が限界というところを、35万なら、相場よりも高い。
これで手を打っておくのが、一番賢い選択なのではないか。


そう思い直して、その金額で折り合いをつけることにしました。

---以上が、トラブルのお話です。

たいしたオチもない、かなりの長文記事になりましたが、お付き合いいただいて、読んでくださったかた、ありがとうございました。

みなさんは、この私の体験談から何を思いましたか?

クルマを売るときには、十分気をつけようとかかな。
それもありますが、私が思ったのは、逆にクルマ(中古車)を買う時に、こそ気をつけなければいけない、と思いました。
ディーラー系列の中古車店だから安心だ、という考えは、もろくも崩れ去りました。別にスバルが悪いといっているわけではありません。
本当に、今回のように修復歴と誤解されるような修理箇所を、たまたま見逃していただけかもしれませんし(本当は売る側としては見逃してはいけないのですが)、販売担当者も知らなかったのかもしれません。

何がいいたいのかというと、クルマを買う時に、契約書に、修復箇所はありません、と、修復歴無しとして販売されているのなら、書面に残してもらうことが大事だなぁと思いました。口頭では証拠に残らないですからね。

買うにしても売るにしても、中古車業界というのは、多かれ少なかれダークな一面もありますが、だからといって、じゃあ新車しか買わない、というのは、選択肢の幅を狭めてしまいますし、中古車には中古車の魅力があります。

余計なトラブルに巻き込まれないように、しっかりとした知識を身に付けて、楽しいクルマ生活ができたらいいなぁと思います。



---次回からは、通常版に戻ります---




クルマヲウルトイウコト(其の五)

2004年06月16日 | マイカー
社団法人自動車公正取引協議会(以下、公取協)による修復歴車の定義とは、
  • フレーム
  • フロントクロスメンバー
  • フロントインサイドパネル
  • ピラー
  • ダッシュパネル
  • ルーフパネル
  • ルームフロアパネル
  • トランクフロアパネル
  • ラジエターコアサポート(交換)

のいずれかを修正、もしくは交換したクルマを修復歴車と定義している。

簡単にいうと、クルマの骨格部分に該当する部分を修正したり、交換した場合は、修復歴車になりますよ、と。

ここまでは、分かった。
私は、もう少し徹底的に下調べをすることにした。

まず、困ったときに相談するといわれている「国民生活センター」に電話で相談してみた。電話に出たのは、普通のおばさんぽい人だった。一連のトラブルについて説明して得られた回答は、日本中古自動車販売協会連合会(JU)(以下、中販連)への連絡先だけだった…

次に、公取協に電話してみた。
電話に出た人は、年配のおじいさんぽい人だった。
相談しようとしたところ、いきなり、「あなただれ?」みたいなことを言われた。公取協のWEBサイトに載っていたトラブルのご相談はこちらという電話番号にかけたと説明したところ、ようやく理解したみたいで、順を追って説明して、G社が指摘した箇所の修復は、修復歴に該当するのですか、と聞いてみたところ、それは修復歴には、ならないよ、と言われた。板金してあってもですか?と問うてみたけど、ならないと答えるので、コレは話にならないということで、分かりましたと告げてあきらめて電話を切った。

中販連へは、何度電話してもつながらないし、誰も出ないので、あきらめた。


ここで、一つ勉強になったことがある。
中古車を‘買う’時に生じたトラブルは、公取協や中販連など、もしくはクルマ情報誌に掲載されていた場合は、絶大な相談相手となるが、‘売る’という際に生じたトラブルで、力になってくれるところは、ないと考えてもよい、ということ。

販売店が、クルマを売る際には、様々な指導やルールがあって、記載の協会などの指導が入ると、ヘタをすると販売できなくなってしまう。
一方、クルマ買取店などに対する規制とかいうものは、ないと思ってもよい。相談には乗ってくれたとしても、何の力も権限もないのである。と私は認識した。


でも、ここで引き下がるわけにはいかない。
調べてみると、財団法人日本中古自動車査定協会という存在に気づく。

経済産業省と国土交通省の指導の下に作られた中古車の適切な査定を促進・普及させるための団体である。
中古車査定基準の設定や査定士の技能検定試験などのほか、修復歴判定の品質評価業務も行っている。依頼すれば、個人の所有車でも評価額を算定し、その証明書を発行してくれる。



これだ!

と思いました。
やはり、買取店でもなく、販売店でもない、第三者の評価というものが、必要だと感じていたので、依頼の電話をし、検査してもらうことにしました。

査定士の人に来てもらいました。
これまでの一連の経過を説明した上で、入念にチェックしてもらいました。
「車両状態確認証明書」というのも発行してもらいました。
この証明書は、自動車保険などの際にも証拠となる確固たる証明になりうるものです。


結果は、修復歴無しです。
当協会の修復歴の定義に該当する痕跡はありません。
と、はっきり明記されてありました。
ちなみに、査定協会の修復歴の定義は、公取協の定義に準ずるものです。

査定士の話によると、G社が指摘していた修復箇所は、塗装の跡は見つかったけれど、板金はなされていない、ということです。

証拠は、そろった。
あとは、G社と再交渉して納得させるだけです。


---つづく---


クルマヲウルトイウコト(其の四)

2004年06月16日 | マイカー
×年8月×日
早速、購入した店であるところのスバル直営の中古車店にTELしてみた。ところが、運悪く、この日は盆休みの真っ只中で、店は休日で留守番電話になっていてどうしようもない。

×年8月×日
盆休みが明けて、やっと電話がつながった。
のであるが、購入した約4年前の店は、閉鎖になり、必然的に移転先のところへ連絡することになる。そしてまた、当時の担当者は、出向で、すでにスバルにはいないということが判明する。

まぁ、それはしょうがないとして、別の担当者に、説明する。
買取店にクルマを売ったのだが、修復歴の跡が見つかったということで、私自身は修理をしていないので、販売時にすでに修復してあったのではないか。無事故車という表記だったのに、どういうことか、と聞いてみたものの、当時の担当者ではないし、店自体も移転先なので、詳細は分からないとのこと。
じゃあ、クルマを持っていくので、修復の跡が実際にあるのかどうか、見てもらうことに。

×年8月×日
クルマが、G社へ渡っているので、手元に車がないので、一旦返してもらうことにする。購入した店へ見てもらうからとの説明をして。

×年8月×日
スバルの中古車店へ向かう。
さっそく修復箇所を調べてもらうが、板金の跡はありません。という結果に。ただ、ドア自体の交換は、してありますとのこと。
これは、G社からも説明は受けていた。ただ、詳細は後に記述するが、ドアの交換など、車体(フレームなど)以外の修復や交換では、修復歴扱いには、ならないのだ。

スバル側としては、当時の担当者がいないので、別の担当者が対応してくれたが、板金などはないので、修復歴には該当しないが、無事故車として販売したのなら、ドアの交換があったことは販売時に説明しておかなければならなかった、との回答。
私は、説明を受けていなかった。

ただ、その責任を問うたところで、修復歴には該当しないから、どうしようもない。もし、板金の跡などが実際に見つかったならば、責任をスバルに問うつもりだった。極端な話、45万でスバルに買い取ってもらおうとさえを考えていたのだが。
ちなみに、スバルでの査定額では、25万くらいとのこと。

こうなると、G社がウソをついているのか、と思えてくる。
相場より、高い金額をちらつかせておいて、あとになって、買取額を下げてくるという方法かと。。
しかし、検査して板金の跡が見つかったとのことだし、ドアの交換も見つかったということで、まるっきりウソを言っているとも思えない。


この時点で、何が本当なのか、分からなくなっていた。


これは、もう徹底的に調べてやろうという気になって、まず、「修復歴」とはどういうことなのか。これを明確にしなくては、話にならない、と。

G社と交わした「売買契約書」の契約条項には、

契約車輌の引渡し後、買取店側による契約車輌の検査、確認、調査等により売買契約金額が、妥当でないと合理的に認められる場合には、再度協議するものとし、売買契約金額の支払いを留保することができるものとする。かかる通知後14日以内に合意がなされなかった場合には本契約を解除することができる。(一部省略)

ってなことが書いてありますが、

修復歴の定義については、社団法人自動車公正取引協議会の規約に準ずる。

と、「修復歴」についての定義が、なされている。
つまり、G社が言うところの修復箇所が、この定義に該当しないのであれば、売買契約は成立しているということになるのである。逆に、この定義に該当しているのであれば、売買契約は無効であると言われてもしょうがない。

では、社団法人自動車公正取引協議会が定義している修復歴とは、どんなものなのか。

---つづく---