キニナルクルマ

街で、ネットで、雑誌で、TVで… 個人的に‘気になる’車について勝手気ままに、つづっています。

隠れた名車?

2004年05月28日 | 雑誌で見つけたクルマ
先日「ベストカー」なる結構有名な車雑誌を読んでいたところ、


「こんなクルマ知ってましたか?」

という見出しで↑の写真のクルマが紹介されていました。
4シーターのオープンデッキ(軽自動車)です。

クルマの名前を答えられる人はおろか、こんなクルマは見たこともない人が、大半かもしれません。
答えは、「ハイゼット・デッキバン」といいます。
ダイハツから、すでに1989年から発売されているクルマで、
商用向けに、しかも特装車扱いとして分類されています。
(個人で購入することも全然OKです)

私は、知っていました。
…というか、1年くらい前に買おうかと思っていました。
ま、自分のクルマとしてではなく、実家のクルマとしてですが。
カタログ請求までしたんですが、結局購入には至りませんでした。

家のクルマは、それまでいわゆる普通の4ドアセダンだったのですが、わけあって荷台付きの軽自動車が必要となり、いろいろ調べているうちにこんなクルマがあることを発見して、候補車として挙がったのです。

普通に、荷台付の軽自動車といえば、いわゆる軽トラックしか浮かんできませんが、必然的に2人しか乗れません。が、このハイゼット・デッキバンは、軽自動車でありながらも4人乗れてしかも荷台付き。こんなクルマは、他には発売されていません。

なかなかいいですよね。
実際、電気屋さんなんかの商用車として、人気があるそうです。
商用車にしとくのは、もったいないですよね。

軽自動車ではありませんが、トヨタから発売されていた(2001~2003年)
bB オープンデッキを思い出します。





開閉式屋根車四人座席

2004年05月27日 | ネットで見つけたクルマ
<H.16/6月9日追記しました>
別にクルマ系のニュースをやろうとしているのではないのですが、一応車関係のニュースや雑誌には、目を通したりしています。

最近の目新しいニュースとしては、ホンダが5月13日に「エリシオン」という名の車を発売しましたね。今までホンダにはなかった‘大型ミニバン’(妙な日本語)ということと、トヨタ「アルファード」や日産「エルグランド」のライバルの登場ということ、また久々の国内新車の発売ということもあって、各メディアでは今もよく目にします。
また、昨日のことですが、トヨタが、高級車ブランド「レクサス」の販売店概要を発表しました。北米でのレクサスブランドの高評価もあって、国内でも高級ブランドの確立を、ということなのでしょう。
 「世界のトップメーカーとして市場にすきまを作らない」
 (by TOYOTA)

国内において、高級車=欧州車(ベンツやBMW)というイメージができあがっており、その高級車市場においても、「レクサスブランド」によって顧客を取り込んでいこう、という計らいですね。

と、ここまでは、普通のクルマニュース。
「レクサスブランド」に関しては、言いたいことがいろいろありますが、それはおいといて、そのレクサスとして販売される中の一つに
「ソアラ」があります。


電動メタルトップを持つオープン4シーターのスペシャリティクーペ

個人的には、とても好きなクルマです。欲しいです。
…が、価格は、600万円(600~630万円税抜)
とても庶民の人間が買える価格ではありません。
まぁ当然、ターゲットとしては富裕層なのでしょうけど。

何がいいたいのかというと、ここまで豪華ではなくても、
今の日本の現行モデルのクルマには、
4シーターのオープンカーというものが、
ソアラ以外には存在しません
市場にすきまを作らない、とするトヨタならでは、のクルマともいえなくもないですが、もう少し価格の安い4シーターオープンカーっていうのがあってもいいんじゃないかと思う今日この頃。

オープンカーにこだわるなら、国産でも2シーターは結構ありますが、
3人目を乗せることができない、というのは、
1台しか保有できないという状況においては、
結構、勇気のいる選択であると思います。

日本では、あまり需要がないんでしょうかねぇ。。

昔は、こんな4シーターオープンカーもありました。
(欲しくても見つけるのは困難?)

セリカ・コンバーチブル/1990~1993年/トヨタ


セリカ・コンバーチブル/1994~1999年/トヨタ


サバンナ RX-7・カブリオレ/1987~1989年/マツダ
(写真はのちの2シーターモデル)


シルビア・コンバーチブル/1988~1990年/日産


シルビア・ヴァリエッタ/2000~2001年/日産


マーチ・カブリオレ/1997~1999年/日産


ボディカラーと同色のオリジナルキーだそうです。
なんかオシャレですね。

昔の日産のサイトページだと思いますが、発見しました。↓
(驚いたことにマーチの方は、他社ライバル車との比較なんてのもやってます)

○シルビア・ヴァリエッタ
http://www.nissan.co.jp/SILVIA/CONVERTIBLE/

○マーチ・カブリオレ
http://www.nissan.co.jp/COMPASS/M-CABRIO/



<追記>

エクリプス・スパイダー/1996~1998年/三菱

このクルマを忘れてました。
逆輸入車ではあるけれど。


サイノス・コンバーチブル/1996~1999年/トヨタ

このクルマも忘れてました…


ランドクルーザー 70 幌タイプ/1994年~/トヨタ

写真はLX幌タイプ/2ドア・5名乗車
(コメントにてπ氏さんにご指摘頂きました)

他にもまだあるかな…



<追記その2>

ヴィヴィオ・T-トップ/1993~1994年/スバル
(補足)1000台限定のスーパーチャージャーモデル GX-Tも発売された。

(コメントにてrex_vxさんにご指摘頂きました)
ヴィヴィオは知ってましたが、オープンモデルもあったんですね。


フィガロ/1991年2月~12月/日産

(こちらもコメントにてrex_vxさんにご指摘頂きました)
フィガロは、結構有名ですよね。すっかり忘れてました。後ろから見たところが特に好きです。中古車市場では、高値安定が続いており、さすがバブル期に生まれただけのことはあるという感じかな。

スバル360・コンバーチブル/1959~1969年?/スバル

(こちらも、またまたコメントにてrex_vxさんにご指摘頂きました)
360は知ってましたが、こんなモデルもあったんですね。
愛称は、‘てんとう虫’。ここまでくると、もはやエンスーの域ですかね。

4人乗りの国産オープンカー。探せば、まだまだあるかも…



<追記その3>
シティ・カブリオレ/1984年~?年/ホンダ

(こちらも、またまたrex_vxさんにご指摘頂きました)

ファミリア・カブリオレ/1986年~?年/マツダ

探してみたら、こんなクルマもありました。
4座席オープンカーです。

いやぁ、まだまだありそうな感じ…



ちょっと語ってみる。

2004年05月27日 | マイカー
れまで、外車の記事が多くなってしまいましたが、特別、外車にこだわっているわけでもなく、むしろ日本車でこと足りるなら、日本車でいいとさえ思っています。
その理由は、これはあくまでも個人的な考えですが、最近では外車ディーラーなど販売面や、またサポートなども充実してきていることかとは思いますが、やはり‘買った後’のことをどうしても考えてしまうからです。故障が多いのでは?というのもありますが、これは日本車であっても、故障するときは故障しますし、それよりも例えば後付けのパーツなどの流通量というか、選択肢が、かなり絞られてしまうということ。また、修理することになったとして、部品などの取り寄せ、また一般的な修理工場などが対応していない面もある、という不安。
こういった不安要素があるから、どうしても購入車の対象としては、日本車に目が行くことになってしまうわけです。
これは、ある種、偏見というか、誤認識であるかもしれません。
ただ、こういう不安要素がある限りは、実際のところ、ちょっといいなぁと思った外車であっても、購入には至らないかと思ってしまうわけです。

車の記事を投稿しておいて、なんだか矛盾しているかもしれませんが、クルマそのものにおいては、今の現行モデルの日本車よりも、魅力あふれるクルマは外車に多いことも事実。だからほんとのところ日本車で魅力あふれるクルマが発売されれば、それに越したことはない、のですが、どうもほんとに‘欲しい’と思えるクルマが今の日本車(新車)には、少ないと思うのです。
これは、人それぞれの価値観によって変わってきますし、
私がいいなぁと思ったクルマでも、人によったらどうかと思うこともあるでしょう。また逆に、みんながいいなぁと思ったクルマでも私は、いいなぁと思わないことも当然あります。
ま、そんなことは、わざわざいうまでもなく、当たり前のことなんですが、一応前ふりとして書いておきます。

いうか、私自身のクルマに対する考え方というのが、少し変わってまして、まず、‘人と同じクルマはイヤ’ということ。
まぁ厳密にいえば、1台しか製造されていないならともかく、
絶対同じクルマは存在するわけですが、少なくとも友人や知人が、そのクルマに乗っていた場合、購入対象車としては、除外します。ならば希少車しか買えないのではないか、となりますが、その辺は、やはり自分が気に入ったクルマであれば、以上のことをふまえながらも、購入するでしょう。
なんだか言ってることが、無茶苦茶だと思われるかもしれませんが、要は、自分なりのこだわりを持ってクルマを選ぶことが、大事だと思うのです。

なる移動手段としてのクルマ、と捉える人もいるかもしれませんが、それ以外の例えば、‘所有する喜び’とか‘走りこなせた時の満足感’というものが、あってこそのクルマ、だと私は思います。




オチなしですみません。
ちょっとオモシロイサイトを見つけたのでご紹介。
いろんな車種のミニカーを取り揃えている店舗のサイト。
マニアックなのもあり、見てるだけで楽しいです。

「TANDHAUS」


続・シトロエンを知っとるけん?

2004年05月25日 | ネットで見つけたクルマ
今までに、3回(1回目2回目3回目)も、シトロエン についての記事を投稿したまとめとして、今回は、ちょっと番外編的に進めていきたいと思います。

シトロエンという自動車メーカーは、いうまでもなくフランスのメーカーですが、同じくフランスのメーカーであるプジョー と比較してみた場合(ルノー はおいといて…)、日本における知名度は、あまりないのではないでしょうか。
これには、理由はいろいろあるでしょうが、まぁこれもおいといて。

ちょっと前にシトロエンについていろいろと調べる機会がありまして、自分自身も、シトロエンという名前は知っていても、どのような車種があるのかは、全くといっていいほど知りませんでした。

で、調べてみると、日本に入ってくる量産海外ブランドで、03年の販売伸長率はトップであったり、今後のラインアップを精力的に揃えていこうとしていたり、またプジョーとは同じグループで車体も共有化していたり、、と知らないことばかりでした。
という、経緯もあって、プルリエルなどがキニナルクルマの一つとして候補に挙がったわけです。

まぁ前置きはおいといて。(/_・)/

今後のシトロエン・ジャポンのラインアップが、
どのようになっていくのか、検証してまとめにしたいと思います。

■現状ラインアップ
C5
XSARA Picasso
XSARA
C3
C2
SAXO

■将来予測ラインアップ
C8 (本国既発売)
C6 (未発表)
C5
C4 Picasso (未発表)(←XSARA Picasso)
C4 (未発表)(C4 SPORTは発表済)(←XSARA)
C3
C3 Pluriel (本国既発売)
C2 (←SAXO)

あくまでも予測で、日本で全てのラインアップがそろうかどうかは
分かりませんが、車名は「C+数字」になりそうですね。
C1、C7が抜けてますが、いずれ出てくるかも?


以下は、次期モデルと目されている画像です。


C6?


次期C5?


C4?


C4スポーツ/2004年ジュネーブショー



○ シトロエン・ジャポン公式サイト
http://www.citroen.co.jp/

○ シトロエン 海外公式サイト
http://www.citroen.com/site/htm/en


こんなクルマもありました

2004年05月24日 | 雑誌で見つけたクルマ
昔の車雑誌を見ていたところ、このクルマに目がとまりました。
「トミーカイラ ZZ」
知っている人は知っているし、知らない人は全く知らないクルマでしょう。(当たり前か…)
(写真は、ZZ-S<クーペ>)
トミタ夢工場によって1996年11月にデビューした超軽量スーパースポーツカーです。残念ながら、すでに生産中止になっており、新車で購入することはできません。

少し話は、それますが、昔見た車雑誌で、個人的に強烈に印象に残っているクルマがあります。
それは、「キミーラ」というクルマ。イギリスのTVRというメーカーが出しているクルマです。なぜか分かりませんが、当時そのスタイリングに目を奪われてとても印象に残っています。
当時は、知らなかったのですが、後に4.0リッター(4.5と5.0もあり)という大排気量のクルマと知って、自分には購入(維持)は無理だなぁとあきらめたものです。

で、何がいいたいのかというと、この「キミーラ」と「トミーカイラZZ」って似てるなぁって気がつきました。

<キミーラ>

<ZZ>

はっきりいって、当然スペックやその他もろもろは違いますし、むしろ「トミーカイラ ZZ」は、「ロータスエリーゼ」に近いのかもしれませんが。

話を戻しまして、「トミーカイラ ZZ」および、そのメーカーであるトミタ夢工場の生い立ちには、とても興味深いものがあります。
「ZZ」は、1995年トミタオートから発表され、またこの年に社名をトミタ夢工場へと変更。1997年にデリバリー開始。生産はイギリスで行われ輸入車の形をとっていましたが、事実上、当時日本で一番新しい自動車メーカーの第一号車、と話題になりました。
しかし、1999年運輸省(当時)によって輸入車に対して安全基準の厳格化の規制が行われ販売できなくなり、生産中止に。のちにオートバックスセブンと業務提携を行い、また安全基準をクリアし輸入再開となるが、2001年に生産中止。
そしてついには、トミタ夢工場は2003年に民事再生手続きを取ることとなりました。

もちろん現在でも、トミーカイラのパーツおよびコンプリートカーなどの購入可能は可能となっております。



えー、冒頭でも述べましたように「トミーカイラ ZZ」は、現在新車では購入できませんが、中古車なら、かなりレアですが平均350万円前後で購入可能です。この手の車のオーナーは、大事に乗っていたと思われますので、もし見つけたならば、程度の良いものをゲットできるのではないでしょうか。個性的なクルマなので、買うのにはちょっと勇気がいりますが…

余談ですが、「トミーカイラ」という名前は、
トミタさんとカイラさんという名前を合わせてできたウソのような本当の話です。(富田社長と解良副社長)

また、この「トミーカイラ ZZ」の‘ZZ’は、
「ズィーズィー」と読むそうです。
名前の由来は、お二人が昔から「自分たちで車を作りたい」という夢を実現するために作った車で、その夢がかなった時には、
二人ともじいさん+じいさんになってしまったから、だそうです。



○ Tommy Kaira/トミーカイラ公式サイト
http://www.tommykaira.com/

○ C@RS SHOW
 /オートバックスのスポーツカー&カスタムカー販売ショールーム
http://www.ab-carsshow.com/