【もう朝も出かける頃だというのに】

【もう朝も出かける頃だというのに】

目に写るモノは　偽り(いつわり)深く
体に感じるモノは　妨げ(さまたげ)に
尽きない
彼の時には　慰め(なぐさめ)が多く
私の時には　疑い(うたがい)が淀む(よどむ)

おぉぉぉ〜〜〜
主よ　私に・・・
おぉぉぉ〜〜〜
主よ　私に・・・
夕日が沈み　朝日が昇る　
ハレルヤ　ハレルヤ

もう　朝も出かける頃だというのに
息子は　なかなか　なかなか　起きては来ない

お爺ちゃんは　そわそわ
「○○(息子の名前)」」
「○○(息子の名前)」」と嗄れ声(しゃがれごえ)で
怒鳴っているが　一向に返事無し

パパが寝床に行って
体を突っついても
「うぅぅぅ」
「まだまだ」「もう少し・・・」

パパが「時間だょ」と言っても
「うぅぅぅ」
「しつこい」と言っては
目覚まし時計をチラ見して　猫のように丸くなる
そして　逆切れ状態！！
ムカツク　ゼ　まったく

しかたなくパパが放置を決め込むと
今度はママがそわそわしはじめ
モコモコ　煙り　噴火寸前！
「　イ　イ　カ　ゲ　ン　ニ　シ　ナ　サ　イ　」
その大声は　遠くからも飛び散るマグマが見えてくる

するとまだ息子は　ねばって
「まだだよ」
「だって7時4分だょ」だってサ

そしてママ
「今　7時50分ょ」

息子は　飛び起きた
「ヤバイ」「ヤバイ」
「シマッタ」「シマッタ」と
連呼に連呼して
「目覚まし時計が止まっているぅぅぅ〜〜〜」って
慌てふためき　ビビンバ　バン　ババン

キッチンのカゴに置かれた
おにぎりとパンを掴んで
車に駆け乗り
「パパ送ってお願い」
「お願いだからサ〜〜〜」だって

仕方なく送ったけれど
駅までの細道は雨の後で車が数珠繋ぎ
5.　(分)
4.　(分)
3.　(分)
2.　(分)　と
カウントしながら駅へと近づく

すでに電車がホームに入って
息子は　車を飛び出し　モウ　ダッシュで
駅の階段を駆け上って行った

走る　走る　走る　
走れメロスのよ　走るんだ！！
そこに階段があるからサ
上る　上る　のぼるサ

頑張れ息子ょ
勝利して　グローリア　エーメン
. ［ボイスプログ］筑波福音基督教会（中国語/日本語　礼拝）更新
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