Always Autumn

Letter from Perth

変革

2007-11-24 22:00:44 | この国とかパースのお話
オーストラリア総選挙。

11年間続いたハワード政権が、ついに敗れました
先ほど、ハワード氏の敗北宣言をで見ました。

ま、よく頑張ったのではないでしょうか。
政治のことは良く分からないけど

ハワード氏在任中、結構、この国は経済的に安定していたと思う。
でも、アメリカのご機嫌を伺いすぎでしたかね

11年続くと、人々の不満も出てくるもの。
そして国民はきっと、何らかの変革を期待したのかな。

この次の首相ケビン・ラッド氏はどうでしょうか

イラクの豪州戦闘部隊約550人の段階的撤退とか
京都議定書の批准を行うとか言ってますけど。

イラク問題、環境問題・・・先は茨の道かも。

ハワード氏の時は日豪関係は上々でした。
今度のラッド氏は中国語がぺらぺらな親中派。
これからはこの国は、中国との関係が強まるのでしょう。

でもね~。
日本との関係もそのまま良くしておいて欲しいです。

既に、日本の捕鯨にすごく厳しく批判してるんですよ
ホント、鯨のこととなると、他国は目くじら立てるんだから


国民に選挙の義務が課せられているこの国。
私は市民権は無いので、投票できません。

国民が投票を無視すると、お役人から警告の手紙が来て
投票しなかった理由を書いて返信しないと、罰金が課せられます。

大分前にあった、とある選挙の時。

旦那さんが、早朝シフトから帰って来て、とりあえず一休み。
投票に行くのは後にしようと、暢気にお昼寝を始めてしまった
私は選挙のことを良く分からなかったので、放っておいたら
彼、寝過ごしてしまって投票に間に合わなくなってしまったのです

数日後、案の定・・・
政府から投票に不在だったことに対する理由を聞く手紙が

彼はすらすら~っと一言:「寝ていました」

・・・と返信用の箇所に書いているではありませんか

「えっそんなこと書いて良いの」と聞けば
「だって、本当のことだしね」だって。

そしたらさ~。
結局、罰金は免除になったんですよ

あんな理由でもOKなんだ

厳しいようで、どこか変だよなぁ


ところで本日の気温は32℃。
投票のために、炎天下、並んでいた人の中には心臓発作を起こして倒れた人も。

その方は大丈夫だったそうですが・・・
こうなると投票も命がけですよね


「国民は未来を掴んだ。

前向きに歩むことを選んだ」と言う新首相。

この選手交代がこの国にどう影響するのか。

良い方向に行きますように























 
Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 小さな店主 | TOP | ついでに »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。