Always Autumn

Letter from Perth

再会の夜の激ウマお刺身と焼き魚  @福よし (2016年5月気仙沼)

2016-12-06 16:37:06 | 2016年お~たむとRさんの日本旅行

こんばんは。

12月になってパースの季節はいよいよ夏になりました。

いつもは暑くてダルダル、なんだかもうクリスマスも新年もどうでも良くなる年末年始ですが
今年は割と過ごしやすい日が多いのと

娘がクリスマスを過ごしに気仙沼から帰って来るので
ちょっとテンションがあがっています。

先月末に年末の大掃除も済ませたのですよ、褒めて褒めて〜

*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*


ではまた日本旅行記の続きです。

2016年5月13日 

早朝、亡父の友人Mr.Tの運転でT夫人、私たち夫婦の四人は東京を出発。

途中で中尊寺に寄った後、いよいよ今回の目的地:気仙沼にやって来ました!

日本の道路で見られる、各地の特徴を描いた標識が可愛いですね。


気仙沼のビジネスホテルに落ち着いた頃
娘のA美が訪ねて来て、八ヶ月ぶりに親子の再会となりました。

元気そうなA美を見たらウルっとなって
ハグハグしながらキャーキャー騒ぐ、うるさいお〜たむ母でした

考えたら八ヶ月って大したこと無いのですよね、A美が姫路に留学した時の方が長かったしマ、イッカ

そこから一同、Mr.Tの車に乗って夕食に出かけました。

A美が予約を入れておいてくれたのは
気仙沼の港沿いにある『福よし』さんです。



窓際の席、綺麗な気仙沼の港が見渡せました。

五年前の大津波の時に旧店舗が修復不可能な程破壊され
後に道路向かい側の今の場所に移転したとのことがネットに書かれてありました。


このお店は日本一とも世界一とも言われる焼き魚が有名なのだそうです。

一匹、一匹、じっくり…と

右下の赤いお魚は私たちの胃に収まりました。


上の写真右端のお魚(吉次?)が…こうなって…

ありがたくいただきました


美味しい〜

ミズガレイ


今まで食べたどんなお刺身より美味しくて

超新鮮、もりっもりのお刺身キャーーーーッ!!!


左端の赤みのお刺身は、なんとサメの心臓なのです

気仙沼はサンマやフカヒレスープも有名なのですね。

サメの心臓はかなり新鮮な状態でないと食べられないので
ここはもうお魚の町、気仙沼のすごいところ。

お味は見かけに寄らず血の味とか全く無し、食感はつるっ?かな。

極めて美味なお刺身でした


気仙沼にはまだ至る所にあの津波の傷跡が見られます。

私は、ニュースや動画で災害の様子を見ていましたが
実際にその場を訪れ、工事現場や壊れたままの建物を見るともう…

『こんなに綺麗な、素敵な町があんな酷い災害にあってしまったなんて…』と
胸が締めつけられ、涙腺が崩壊してしまうのでした。

でも、すっかり気仙沼ラブになった娘のA美の
「同情の涙はダメだよ、この町の人はみんな前向きにがんばってるんだから」という言葉に目が覚めました。

——そうだ、他所から来た人間がめそめそしている場合じゃない。

私にも何かできることがあればーーー

…と思いながらこのブログを書いています。

まずは一人でも多くの方に気仙沼を訪れていただきたく、宣伝あるのみ、です

気仙沼のレポ、もう少し続きます。


『福よし(ふくよし)』

宮城県気仙沼市魚町1-6-7

TEL: 0226-24-0284



ご訪問ありがとうございました。


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以下、お時間のある方へ。

長くなりますが、おまけ話です


福よしさんのマスターはオーストラリアのタスマニアに行かれたこともあり、オージーのご友人も多いとか。

私たちがパースから来たということで、テーブルに来て混ざって下さり
一緒に飲んでおしゃべりして楽しい時間を過ごしました。

お店が終業時間になり、私たちはいったん、会計をすませ
Mr.Tご夫婦とRさんはホテルへ"運転代行"を使って戻ることに。

お〜たむ母娘は残り、マスターさんともうちょっとだけ
三人でお酒おしゃべりの続き(笑)

マスターさんは
「(俳優の)渡辺謙さん(気仙沼にご自分のカフェをお持ちなので、時々いらっしゃるそうです)が
昨日、こっちに来てたんだよ。
そこで(と窓の外の港を指差し)お喋りしたよ♪」って
羨ましいことをおっしゃっていました

昨日か…
昨日だったのか!!

謙さん!!!

…という私の内なる嘆きはおいといて

楽しい時間は永遠には続きません

マスターにお礼を言い、別れを惜しみながらお店を出ました。

食事中にA美が
「ママ、ここから私のアパートまで歩いて帰らない?」と言ってくれていたので

ほろ酔い気味の私と娘、手を繋ぎながら港沿いに

てくてくてくてく…てく、て………。

いや〜〜、けっこーーー歩きましたーーーっ

A美さんの言い方だと、すぐそこって感じだったんだけど

でも、楽しくいろんなガーリートークをしながら歩いていれば
距離なんてかんけー無しなのです


なんだかんだと町の中に近付くと、しずしずと巡回中のパトカーが目の前を通り過ぎて行きました。

「そういえば日本は今、なんとか会議があって警察はテロに対する警戒態勢で大変なんだね〜」

…と話をしながら、A美がすむアパートまで目と鼻の先という橋の上に来たら

さっき見かけた巡回中のパトカーが戻って来て、なんと今度は

私たちのすぐ斜め向かい側に止まったではありませんかアレ

すると…

「ちょっとそこのお二人、よろしいですか〜〜〜」とメガホン(?)でおっしゃり
車の中から警官の方が二人、しかも私たちを挟むように前後、二手に分かれて
こちらへいらっしゃったのです  

 「夜、女性二人で歩いていらっしゃるので、大丈夫かと思い声をおかけしました〜」と前に立った警官さん。

さてどう答えれば良いのやらうろたえていると、A美がちゃちゃっと

「今、福よしさんから歩いて来たんです。私の家はすぐそこなんですがと説明をすると

警官さんは

「あ、こちらに住んでらっしゃる方なんですね^^
(後ろにいらした警官の方は前の方と並んで立って、ニコニコ
福よしさんから歩いて…そうですか、そうですか。
失礼しました、ではお気をつけて〜〜〜

私たち母娘を無罪釈放してくださいました(笑)

この後、A美が笑いながら言いました。

「あれは絶対、ママのせいだね
ふらふらしながら歩いてたからだよ。
私はおまわりさんに呼び止められたことなんて無いもの」。


そしてこの夜、ホテルの部屋の鍵はRさんが持って行ってしまい、本人はとっくに寝ちゃったので
私はそのままA美のアパートのお部屋で布団を並べて楽しくお泊まり。

翌朝、A美にホテルへ送って来てもらったという朝帰りなお〜たむ母(爆)

気仙沼の初日話は
あのお刺身並みに盛りだくさんだったのでしたヤレヤレ




 以上です
オマケまで読んで下さった方、どうもありがとうございました

Comments (4)
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