北京生活日記

アメリカ系会社に勤める研究者の日本人ダーリンの仕事で北京に住んで4年目です。
写真いっぱいのブログです。

世界の獅子♪

2006年01月20日 | 生活
先日、中国獅子と日本の獅子の関係を紹介しましたが、
中国や日本以外にも
シンガポールのマーライオン、
ライオンの体と人間の頭を持つ
エジプトのスフィンクスなど
獅子が存在する国ってありますよね?

なので、獅子のルーツってどうなんだろう?
と思って調べてみました。

獅子のオリジナルモデルは
百獣の王=ライオンなので、
ライオンの生息地である
古代エジプトやメソポタミア文明、インドで生まれて、
シルクロードを旅しながらチベットから中国へ、
そして朝鮮半島や日本、沖縄に入ってきた
と考えられているそうです。

獅子を国旗のデザインに使っている国があります。



上はチベット政府の国旗です。
現在、中国政府からの独立を求めているチベットは
正式には国旗は存在しませんが、
「雪山に囲まれた地」を中心にして
一対の獅子はチベットの人たちが
あらゆるものに立ち向かうことを表しています。



こちらはスリランカの国旗で、
スリランカはサンスクリット語の
「シンハラ・ドヴィーパ」が語源で
「獅子の子孫の島」という意味だそうです。

シンガポールもサンスクリット語の
「シンガ・プーラ」が語源で
「獅子の都」という意味になり、
マーライオンは上半身は獅子、
下半身は魚の姿をしていています。

こうしてみると、
世界にはいろんな獅子がいるんですね~♪


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6 コメント

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ライオンと獅子 (がま)
2006-01-21 02:49:01
ライオンと獅子ってずいぶん響きが違いますよね?獅子ときくと、いかにも強そうな感じがします。ライオンももちろん強いんですけどね



国旗の獅子はどれもかわいいですね。あれ?強くて怖いイメージが、国旗を見ているうちにかわいいイメージに変わってきました
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がまさんへ (Beijinglotus)
2006-01-21 11:14:57
こんにちは~!

獅子とライオンはだいぶ印象が違いますよね~。獅子のほうがりりしい感じがしますね。

実は今回は獅子のルーツをたどることで世界の獅子の歴史がつながるかな~と思ったのですが、あまりよくわからなかったんです。もっと獅子のことがわかればいいな~♪
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がおー♪ (SuuSuu)
2006-01-21 11:55:20
今日、首都圏近郊です。

積もってます♪



ライオンモチーフいろいろありますよね。

トルコの奥地にのヒッタイトの遺跡にもありました。

人間って強いことに憧れるんでしょうね
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SuuSuuさんへ (Beijinglotus)
2006-01-21 12:10:31
ひょえ~雪ですか!

最近、雪って聞くと大丈夫かな?

とちょっと過剰反応しまいます。



トルコですかぁ。さっそくトルコ、ヒッタイトで調べてみます!教えてくれてありがとう♪強いこと、とっても憧れます(笑)♪
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言葉で生きる (成田)
2006-01-21 12:20:05
スリランカの「獅子の子孫の島」シンガポールの「獅子の都」の意味からライオンが百獣の王=獅子として昔から重視される由縁が分かる様な気がします。

「獅子の子落し」は獅子は子を産むとせんじんの谷へ投げ込み、生き残った子だけを育てると言い伝えがあって、獅子の勇気、厳しさ、愛情を表している言葉です。

国旗や像だけでなく「言葉の獅子」も生きているようです。
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成田さんへ (Beijinglotus)
2006-01-22 12:12:44
国名に獅子を使うって、それだけ獅子が尊重されているってことですもんね~。

「獅子の子落とし」、ありましたね。なかなか奥が深い話ですよね~。言葉から獅子探しなんて思いつきませんでした。成田さん、ありがとう~♪
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