北京生活日記

アメリカ系会社に勤める研究者の日本人ダーリンの仕事で北京に住んで4年目です。
写真いっぱいのブログです。

ウィーン王宮の食器コレクション♪

2006年05月16日 | 旅行
今回の旅行で最初の3日間はウィーンに滞在しました。

3日間とも雨模様でぐずついた天気したが、
初日は王宮を中心に散策しました。



ウィーン王宮は13世紀以来いくたびも増改築を繰り返した
ハプスブルク家の居城であり
現在は18棟2500以上の部屋からなっています。

見どころは皇帝とエリザベート妃の部屋、
銀食器のコレクションなのですが、
残念ながら皇帝とエリザベートの部屋は撮影禁止だったので、
ここではハプスブルク家の食器コレクションを紹介しますね。

オーディオ説明を聞きながら見学したのですが、
とにかくその膨大な量に圧巻でした。

食器すべてに
ハプスブルク家の紋章「双頭の鷲」がついています。



かっこいいですよね~。

下は「双頭の鷲」がついたグラス、
統一感があるでしょう?



ウィーンはザッハートルテでも有名なとおり、
お菓子作りの技術に優れていて、
当時使われていた菓子の型や鍋なども展示されていました。



とっても細かい細工の菓子型があり珍しかったですよ~。

下は銀食器で、主に銀食器を利用していたそうです。



宮廷では日本の伊万里や中国の食器も使用されていました。

が、サイズが宮廷食器よりも小さいため、
これらには銀装飾をつけて宮廷サイズに合わせて使われました。

下は中国から贈られた陶器に
銀装飾をつけてキャンドル立てにしたものです。



ちょっとユニークですよね~。

こんな食器を使って毎日食事をするのって、
どんな気分なんでしょうね(笑)?

ちなみに撮影禁止だった皇帝とエリザベートの部屋は
赤と白と金色で統一された豪華な内装でしたよ♪