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ぽよ熊さんのテレビ観戦記

活字好きはどうぞ!「昭和後期」(新命名)にTVと蜜月期を送った元女の子(笑)で、かつてのバブル世代が死語満載で送ります

藤原紀香結婚へ――神田うのと矢田亜希子も

2006年11月17日 | 芸能ニュース等
って、あたしは藤原紀香のファンってほどでもないんだけど。
でも、このブログで彼女の主演ドラマ「だめんず・うぉーかー」の感想を何度か書いていて、昨日その第5話、ナルシスト男編の放送もあり、そこにちょうど飛び込んできたこの結婚のニュースなので、ちょっと書いてみることにした。

しかもつい数日前、神田うのと矢田亜希子の結婚が確かTBSの「2時っチャオ!」で、半ば正反対のパターンとして分析されていたので、奥さまはふむふむと見ていたところでした。
まあ誰と誰が結婚しようが、お好きになさったらいいことなんですが・・・。

その番組で言っていたのは、うのの恋愛遍歴を見ると、相手の男の年収がどんどんアップしていること。
最初は5千万円台からスタート、最後に結婚を決意したパチンコ・チェーン経営の男性は年商2千億とか。
事業の年商は個人の年収とは違うので、ちょっと比較するのは?だけど、まあ扱っている額のスケールの大きさを言いたいんでしょう。
うの自身が事業をやっているので、その点でもいろいろ共通点があったのかも。

かたや矢田亜希子は、お嫁さんにしたい女優ナンバーワンの地位を投げ捨て、なぜかマスコミに評判の悪い押尾学(この辺の経緯はよく知らない)との恋愛成就にひた走った。
外見のイメージとは裏腹に、けっこう情熱的なタイプ、と番組ではコメントしていた。

うのの結婚報道は他の番組でも見てて、彼女が結婚は「人生の中の一つのポイント地点で、そんなに大きく私の人生を変えるようなものではない」というようなことを言い、また以前につきあった人とどうして破局したかというと、「自分が打ち込んでいる事業をやめなければいけないことになりそうだったので、それはできません、ごめんなさいと言った」などと言っていた。
いかにも、うのらしい発言だったけど、たぶん彼女には、(美川憲一だけでなく)考え方の骨格を形作るうえで、いい意味でいろいろ影響を与え、サポートしてくれる大人がついているのでしょう。

それに比べると、矢田亜希子は、この結婚により彼女の人生を大きく変えてしまったようだし、今後女優の仕事を続けるのにもいろいろ困難がありそうなので(彼女自身はあまり未練がないらしいが)、確かにうのとは対照的といえるのかもしれない。
以前ちらりと、今春放送されたフジのドラマ「トップキャスター」の宣伝で、矢田が情報番組に出ていたのを見た時は、けっこう活発でよくしゃべり、負けず嫌いなところもあるような感じだった。
押尾学との恋愛報道で叩かれて、ちょっと意地になっているようなところもなんとなく見受けられたけど、とにかくにっこり笑って行儀よく座っているお嬢さんではなさそうだった。

”大人”的な目で見るなら、うのの言うことが正解だと思うけど(というのは結婚って、お姫さまは王子様と結婚して、その後二人はいつまでも仲良く幸せに暮らしました、で終わるものじゃないのだ)。
あまりガラリと世界が変わることなく、無理せずそれまでの自分のままでいける相手と一緒にいるのが、まあ・・・一番楽だと思うのだ。

もちろん波乱万丈に生きてみたいという気持ちも人間あるものだし、矢田のようにパッションの赴くまま進む的な生き方も、ありだとは思うけど。
今27歳の矢田にはできても、たぶん十年後にはできないことなのだろうから、やらないで後悔するならやってみよう、というのも否定はしない。
でも、すっごくオバサン的な意見を言うなら、もし多くの人が押尾学との結婚を好ましくないと思っているとしたら、そこには一縷の真実というものがなにかしらあるのかもしれない。

ともかく、この年になって思うに、人間、自分がほしいものは何か、というより、自分がそれがほしいのはなぜか、ということをわかっておくのが大事。
だから、機会があればそれをちょっと考えてみてもいいかもしれない。
以上、芸能マスコミが伝えることをもとに、余計なお世話の感想を述べてみたけど、もちろん真偽のほどは何もわかりません。

さて、ここまで振っておいて、ようやく藤原紀香のところまでたどり着いた(笑)。
お昼の芸能番組で仕入れた知識を早速披露するなら、紀香のお相手のお笑いタレント、陣内智則は彼女の「年齢3歳下、身長3センチ低、年収3分の一」、だそうだ。
ある意味、”33(さんざん)”下な男と言えるかもしれない(ごめんね陣内さん)。
もともと冗談か本気か、「あたしはたこ焼きと焼きそばを食べていれば幸せな女」とのたまっていたらしい紀香、やはり最後は実質本位、気取らず一緒にたこ焼きをつつける、根っからの関西人らしいチョイスをしたのだろうか。

と考えると、主演しているこの「だめんず・うぉーかー」、にわかに彼女の実話めいてきた。
だって、彼女演じるところのまりあが結局、好きそうなのはお笑いタレント、宮迫博之演じるブルースだし。
IT社長に言い寄られるっていう筋書きも、彼女の周囲では現実にいくらでも起きていておかしくない話だし。
それに、このドラマで、彼女は本当にイキイキしている。実は演技ではなく、地だったのか?

もしかしたら、視聴率低調が伝えられるこのドラマ、どうせいつか(陣内との結婚話を)出すなら、放送中のいま出してくださいよ、と製作側が頼み込み、芸能ニュースとして伝えてもらって、視聴率回復のカンフル剤にしようと狙ったのかも、といううがった見方もしたくなる。
そうすると、陣内智則が、だめんず男と重なるキャラだということは、既に折りこみずみ?ということになる。

実際この陣内という人、日本テレビで「なるトモ!」という、あっという間に東京で放送が終わってしまった朝の情報番組の司会をしていた。
その時確か、生放送なのに、一度堂々と遅刻してきたことがあったらしく、なんてヤツだと、他の出演者から再三突っ込まれていたような。

その程度のことしか知らなかった陣内だけど、でーもーさー、あたしはつい今週火曜に放送された「ロンドンハーツ」を見たのだ。
その日の特集は「男の着こなしグランプリ」で、陣内のほか、品川庄司の品川、アンタッチャブルの山崎、おぎやはぎの小木、それと石田純一の、実はおしゃれ自慢の男4人が登場。
4つのお題を与えられて、それに合わせた私服のコーディネートを披露する、っていう趣向だった。

そこで一番バッターで登場したのが陣内で、実はその審査員の一人だった神田うのに「頑張りすぎ」とさんざん、酷評されていた。
そこのところが「ロンハー」のHPでアップされていたので、ちょっと引用してみる。

――審査員全員から「張り切りすぎ!」と言われてしまい、やり過ぎで成り上がり感がいなめない陣内のファッション。

この”成り上がり感”という語彙の選択――「33下」(さんざんした)男、略して「三下」の陣内と紀香との関係が、既にここには予兆のように浮き彫りになっているではないか!?

しかも、それから二日おいて放送された今回の「だめんず・うぉーかー」では、今週のだめんずとして、ナルシスト男を取り上げている。
鏡で自分をいつまでも見つめているナルシスト男――それって、あの日の「ロンハー」で、カメラの下、衣装と首っ丈で相談していた陣内本人の姿と、ぴったり重なるんじゃ?

つまり、藤原紀香は主演ドラマでも私生活でも、だめんず・うぉーかーを演じてみせた、ってこと?

というふうに、あたしの中ではつながってしまうのだが、実はこれが紀香と陣内の最初の夫婦(めおと)コント、としたらどうだろう。
なかなか、役者が一枚上手じゃないですか。
さすが女優さん、転んでも(主演ドラマがこけても)ただでは起きない、というか、”だめんず”風お笑いタレント陣内と共に、自分自身も”だめんず・うぉーかー”に落として一緒に笑い飛ばす、究極の関西人のお笑い根性を、見せてくれたのだろうか。

要は、愛と情熱に走った27歳の矢田亜希子、現実的でお利口さんの31歳、神田うの、そして35歳の藤原紀香はそのどちらにも組せず、「三下」であろうが、だめんず・うぉーかーに擬せられようが、「いいじゃん。別にあたしの気に入った男で」と、あっさり選んだということか。

・・・でもまあ、きっと自分の好みのタイプがどういうものかも(ルックス、性格その他)しっかりわかっている年頃だろうし、その選択が何よりご本人にとって満足であることを祈ってますよ。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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はじめまして (lovelytelly)
2006-11-17 20:32:30
こんばんは。トラバいただいたので伺いました。文章があまりにお上手なので、つい読みふけってしまいました。視点もとってもステキです。また機会がありましたらぜひよろしくおつきあいください。
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lovelytellyさんへ (beginners)
2006-11-18 08:24:31
こちらこそ、トラバいただき、ありがとうございます。
おほめいただき、恐縮です(汗)。
lovelytellyさん、やさしい方ですね。

lovelytellyさんのブログの最初にある「基本は毒、でも根本は愛」という言葉、わたしもうんうん、ってうなずいちゃいました。
書く以上ちょっと毒になっちゃうこともあるけど、一番底にあるのは愛、やっぱりそうですね。

今後も、どうぞよろしくお願い致します。
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