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88グリーンビートル

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長野 ガーデニングの旅 あとがき

2023年09月02日 | 日記
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長野の庭 あとがき

計画を立てる際、私なりの旅費の計算式があります。

全日程×20000円-10000円(最終日の宿泊費)+現地までの往復交通費

海外も含めて、ほとんどのケースがこの計算式の範囲で収まります。

つまり、今回の長野行きのように、自分の車で行けるような所は、飛行機や、鉄道、船などの交通費がかからない分、安い費用で旅行できます。

さて、4つのイングリッシュ・ガーデンのほかに、訪れた施設を、まとめて紹介します。

(1)柿其(かきぞれ)渓谷

木曽の山村の風景を見るため、立ち寄りました。






きれいな沢です。車を降りて、つり橋を渡り、牛の滝までいきました。岩に囲まれた滝壺は水が青く澄んで、泳げたら最高のところです。。

周辺は、ゼンマイやワラビの他、いろいろなシダが茂っていました。

(2)栂池自然園

ロープウエイを2回乗り継いで、標高2000メートル近くまで一気に登ります。

木でできた桟道を歩きながら、湿地帯の水芭蕉など、高山性の植物が観察できました。












(3)松本市立考古博物館

松本市の南部地域は、古墳が多く、縄文時代の遺跡の宝庫です。

縄文人もこの地が気に入ったとみえて、何千年もの間、人々が住んていたようです。

今、縄文時代が脚光をあびて、本もたくさん出ています。

縄文時代の何がいいかといえば、まあ私流の解釈をすれば、ごつごつした土着の日本人の風貌と、土器にしても、土偶にしても、芸術性が高く、例えば、煮炊きをするだけの器なら、何もあんなに飾らなくてもいいのですが、何かこう遊び心というか、原始人とは違う精神文化の豊かさを感じる、おもしろい時代だったと思います。

弥生時代については、ほとんどの人がそうだと思うけど、あまり魅力がなく、学校で習ったことくらいしか知りません。興味がわかないので弥生時代の展示はスルーです。

現在松本市立博物館の完成が近いと聞いていますが、おそらく縄文時代の展示が中心の博物館になるのではと期待しています。

(4) 松本市美術館

旅の中休みで、車はホテルにおいて、松本駅前を散策しました。

暑くて入った喫茶店でしばらく休み、バスが来たら乗ろうと、美術館に向かって歩いていたら、ほどなく美術館についてしまいました。

美術館を囲む石垣






草間弥生特別展をやっていました。多分ものすごく有名な芸術家だと思いますが、名前は耳にしたことがあるような、ないような程度の知識で、申し訳ありません。

作品をみてまわって、どぎもを抜かれました。

よくまあ、あんな発想がわいてくるものだと思いましたが、とてもコメントできません。ただ、びっくりしただけです。


唯一、写真撮影が許されている、かぼちゃみたいな造形物だけ、シャッターを押したのがこの写真です。

(5) 松本城 (参照:ブログ・松本城と石川数正

(6) 原田泰治美術館

ある朝、自宅のテレビの前を通り過ぎようとしたとき、「あの人に会いたい」の画面に、原田泰治さんの話している姿が映っていました。

「えっ?」

ということは、亡くなられたのかな? 前年、美術館の受付で、聞いた時には、元気に活動されているようでしたので、驚きました。画伯が美術館に立ち寄られたときに、さらさらっと描かれた絵が、受付の後ろにピンでとめてありましたが、今回はテーブルクロスに描かれた違った絵に代わっていました。何かを待っているときに、目の前のテーブルクロスに、同じくさらさらっと描かれた絵だそうです。今思うと、その絵の写真を撮らしてもらえば、よかったのに残念です。農家の庭先に鶏が三匹遊んでいるすごく味のある絵でした。

今回は、二つの展示室全部が、原田泰治の作品で埋められていました。かなりの数でしたので、見て歩くのに時間がかかりました。

帰り際に、再び受付でいつも不思議に思っていたことを、尋ねました。

「原田泰治の絵に描かれている建物は、みんな傾いていますが、どうしてですか?」

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長野 ガーデニングの旅 軽井沢レイクガーデン

2023年08月30日 | 日記
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長野の庭園 軽井沢レイクガーデン

軽井沢の地は、初めて訪れました。高原の木立の中に点在する別荘地で、レイクガーデンは、その一画にありました。

ガーデンの散策路が、広い敷地の大部分を占める"レイク"を囲むように伸びており、二つの小さな島は、ローズガーデンになっています。バラで有名なガーデンだそうで、春から初夏の季節は、多くの見学者でにぎわいそうです。

スケッチをしたいと申し出ると、どの地点でスケッチするか届け出が必要で、そのためにはスケッチポイントを見るため、まずガーデンを一周しなければならず、まあそうまでしてスケッチをしたいわけではないので、見て回るだけにしました。



バラ園














ところで、ガーデンの周囲の境界に沿って大きな別荘が建ち並んでいます。当然それぞれの別荘には広い庭もあります。建物側から見ると、その庭の奥に、低い小さな木の扉があって、住人の人たちは、それぞれの扉を開けて、レイクガーデンに自由に出入りできます。言葉を換えて言えば、別荘の奥庭が、レイクガーデンです。こんな贅沢な庭が持てる人は、王様くらいなもので、面白い発想だなと思いました。


扉から道沿いに、この散策路に出ます。すぐ目の前に、“レイク”が広がっています。(感覚として、湖というには小さく、池と呼ぶには大きいので、名前通り、”レイク”としました。)











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長野 ガーデニングの旅 バラクラ・イングリッシュ・ガーデン

2023年08月29日 | 日記
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長野の庭園 バラクラ・イングリッシュ・ガーデン


ガーデンの端に、ヤブレガサが数株あります。これを見るのが楽しみになっています。


日本で唯一イギリスの王立園芸協会から認定された・ガーデンでは、定期的にイギリスから講師を招いて、寄せ植えの講習会が開かれています。







庭に囲まれた、こぎれいなレストランで、昼食をとりました。

メニューの中に懐かしいフィッシュ・アンド・チップスがあったので、それと一緒にイギリスの飲み物ジンジャー・ビールをたのみました。

イギリスは、これといったおいしい料理のない国で、日本人旅行者の口に合うのは、これしかないというのが、このフィッシュ・アンド・チップスだそうです。タラをふわふわぱりぱりに揚げたものに、ポテトチップスを山のように盛り付けて出てきます。まあ、スーパーで売っている,100円くらいのアジのフライみたいな味です。イギリスに行くときは、すしパックや刺身などについてくる、小袋の醤油をいくつか持っていくといいよと、アドバイスをもらったことがあります。



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長野 ガーデニングの旅 ラカシア・ナチュラル・ヒーリング・ガーデン

2023年08月27日 | 日記
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長野の庭園 ラ・カシア・ナチュラル・ヒーリング・ガーデン





白馬から松本に向かう途中、大糸線でいえば、安曇沓掛駅のすぐ近くにあります。田舎の小さな駅ですので、駅の近くといっても、周囲に家がちょこちょことある程度で、他に何もないところです。

ラ・カシア・ガーデンについてみると、建物も、庭も何もかも真新しく、聞けば今年オープンしたとのことです。ガーデンの前身はこれまであったそうですが、改装というより、前の庭の上に全く新しいガーデンをつくった感じです。










遠くに見える建物の屋根が、研究開発室です。植物の香りで、癒されるガーデンということで、敷地内には、研究開発を兼ねた小工場があり、植物から抽出した精油を、自分の好みに合わせてブレンドし、香りを楽しむ体験ができるそうです。





ここ安曇野も、北アルプスの豊富な雪解け水が湧き出て、小川や池に澄んだ水面を創っています。




ロックガーデン













設計も、植栽も、申し分ないのですが、惜しむらくは、構造物の素材、特にガーデンに味と深みをを持たせる石材の使用が、安直に過ぎた感があります。

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長野 ガーデニングの旅 コルチナ・イングリッシュ・ガーデン

2023年08月26日 | 日記
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長野の庭 コルチナ・イングリッシュ・ガーデン

ホテル

昔のことですが、夏のシーズンを白馬で過ごしていた時期があります。

その後白馬はどう変わったかなと、時々懐かしく思い起すのですが、最近になって、白馬にイングリッシュ・ガーデンがオープンしていると知り、それが今回の長野行きのきっかけとなりました。


コルチナ・イングリッシュ・ガーデンは、ホテルの後ろがスキー場のゲレンデになっており、その左サイドにリフトに沿ってガーデンが広がっています。本場イギリスのガーデン・デザイナーの設計だそうです。






白馬岳の雪解け水が、小川となって、ガーデンの中を流れています。流れに沿って、ギボシが生えています。イングリッシュ・ガーデンには、ギボシは欠かせません。




シダもいろいろ生えていますが、メインのクサソテツ以外名前がわかりません。

シダギボシ








アジサイも数多く植えられていました。


イングリッシュガーデンらしくなる、小端積み。





ハワイでも目にしましたが、溶岩が貼られた壁面から、石が抜け落ちたり、剥がれ落ちたりしています。ホノルルの一流ホテルでも、そんな光景をよく目にしました。ちょうどこの写真もそうです。しかも、それを補修した部分が、余計みっともなくしています。左官職人や、タイル職人は、石を張ろうとするので、モルタルの接着力に頼ろうとしますが、石工や庭師なら、壁面に沿わせて、石を積むので、抜け落ちることはありません。立派な建物なのに、惜しいと思いました。




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