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88グリーンビートル

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金沢 兼六園 

2018年06月10日 | 日記
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兼六園



もう20年も昔になりますか、雪吊りの松を見に金沢に行ったことがあります。雪国ならではの冬の景色に、感動しました。

マツの枝は、丈夫そうに見えて、意外と脆いのです。

剪定で、マツの木に登るときも、枝の付け根にぴったりと足をのせます。枝についている葉の重量を支えるのがやっとで、人の体重をのせるようには、できていないから、うっかり枝先に体重をのせると、簡単に折れてしまいます。

庭師は、気を付けているから大丈夫ですが、雪は容赦がありません。大雪が降った名古屋では、あちこちマツの枝が折れる被害があります。

霞が池に片方の足を入れた、「ことじ灯篭」は有名で、記念写真を撮る外国人も順番待ちの列の中に何人もいました。ガイドブックに、ここで写真をとりなさい、と書いてあるのかもしれません。写真を頼まれた、障害を持った高校生グループも、ここに連れてきて撮ってあげました。














兼六園は、いたるところで水が涌き出ているのか、園内はあちこちに水が流れています。小川のせせらぎに耳を傾けながら園路を散策していると、向こうから、わいわいわいわいと、元気な娘さんたちのグループがやってきました。通りすがりに、大きな声で

「この小川のチョロチョロ感が、たまら~ん」














連休中とあって、大勢の観光客が訪れていました。ソフトクリームの列の先には、2000円の金ピかのソフトと、1000円の銀ピかのソフトが売られていました。食べたかったけど、普通の白いのががほしかったのでせっかく並びかけたけど、やめました。

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金沢 金沢城 

2018年06月10日 | 日記
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金沢城 石垣

石垣に興味を持ってから、金沢城に行きたいと、ずっと思っていました。

金沢城は、築城以来、色々な技法を編みだし、石垣の芸術と言ってもいいくらいの作品を随所に残しています。

戦国時代に発達した,野面積みの石垣は、さらに敵がよじ登ってきにくいよう、石と石を隙間なくぴったりと合わせて積み、凹凸のすくない一枚岩のような石垣にしてありました。

三十軒長屋の土台の石垣は、更に石と石の合端を3センチほど縁取りをして、化粧してありました。こうなると、もう実用から離れ、遊び心で石積み技術を競っていたとしか思えませんでした。有名な、色紙短冊積み石垣はその代表で、まあそれだけ当時の石積みの技術が高かったことの証といえます。








色紙短冊積み石垣




三十軒長屋土台石垣





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