BEANSMART OIKOS No Caffeine,No Life!雑記

No Caffeine,No Life! 湘南大磯の自家焙煎珈琲屋が、思い付きをそのままつぶやいてまいります。

レインフォレスト・アライアンス~

2004-07-19 01:36:14 | 雑記
7月18日付朝日新聞朝刊経済欄に
『コーヒー豆もエコ重視 NGO認証月大手各社が販売』
「コーヒー各社が、環境・社会的側面に配慮して栽培されたと国際的な非政府組織(NGO)から認証されたコーヒーを相次いで売り出している。価格は通常より1~2割高いが、作った農場がわかり、品質・安全性が高い、という。環境保護に加え「値下げ競争」に歯止めをかけることにもつながると期待する。」
ということで国内大手の会社が環境NGOレインフォレスト・アライアンス(熱帯雨林同盟・本部ニューヨーク)認証を受けた豆の販売したところ好評だったため扱いを拡大したそうです。
レインフォレスト・アライアンスとは、熱帯雨林や野生動物をはじめ、水資源の保護、現地従業員の労働環境や待遇の改善を目指そうということです。
森林伐採や焼畑などによる生態系を破壊や、化学物質・化学肥料による水質や土壌の汚染、農業従事者の低賃金や過酷な労働等改善していこう、環境保全だけでなく、その地域の伝統的な生活を守ろうということです。
この団体が木材やバナナ、オレンジ、カカオ、コーヒー等の農園に認証を与えている。認証を受けられるのは森林や水資源の保護といった環境面のほか、農園従業員の待遇など社会的条件を満たす農園。
コーヒーは、伝統的な栽培であるシェードツリー(コーヒー樹を強すぎる日光・風雨などから守る為に植えられた日陰を作る木)栽培が生態系の維持にも役立つという認識が認証基準として採用されています。
当店では4月より「レインフォレスト・アライアンス(熱帯雨林同盟)認証。 バードフレンドリー(自然にやさしい農園)認証 。アメリカ農務省(USDA)認定農園。 『コロンビア オズワルド農園 ブルボン種』」を販売しております。コクがありマイルドで綺麗な酸味が楽しめます。大変好評で「他のコーヒーが飲めなくなった」と言うお客様もいらっしゃいます。残りあとわずかで今月中に無くなってしまうかも知れません。まだの方はお早めに。
有機栽培って言ってもあまりおいしくないコーヒーって結構あるんです。でもこれは超お薦めでした(あと少しだけなので過去形)。今度の入荷はまた来年になりそうです。
ちなみに「バードフレンドリー(自然にやさしい農園)」とはスミソニアン渡り鳥センターが、環境と動植物の保護に配慮した伝統的なシェードツリーによる栽培(シェードグロウン)で生産されたコーヒーを認証し、バードフレンドリー(鳥にやさしい)ラベルの使用を認可することで、その普及に努めていることです。

《店主》