goo blog サービス終了のお知らせ 

SPILLANE KISS

オリジナリティーゼロのコピペブログ。最近の出典はほとんど「ヤ○○メ」。某巨大掲示板はとんと立ち寄らなくなりました。

ロッテなんとか5差回避!今季初無得点引き分け

2005-09-28 06:13:47 | 野球
<9月27日の試合結果 ロッテ 0-0 日公>
イースタンで防御率6点台の投手に9回までゼロ行進のヘッポコ打線!!
会社から帰ってくると10回表でまだ両チーム無得点でなんだこりゃと思いました。
でも日公は確か延長戦は今季ものすごく分が悪いはずなので、なんとかなるだろうと思っていたら、12回終了まで何も起こりませんでした。
ロリユキ(9回ゼロ封)を含め、投手陣がふんばったからよかったようなものの、プレーオフに向けてこんな打線でいいのかと思った今日この頃です。
まあ引き分けによって第2ステージに進出した場合のアドバンテージはなんとか免れたので、良しとしなければいけませんかね。
それにしても試合後の野手たち・・・

テメーらがうれしそうにハイタッチしてんじゃねー(笑)!!

<マジック情報=9月27日現在>
といってもこの日に全て0になってしまいました。

全球団順位確定
1位:IT金満球団(ロッテに対するアドバンテージはなし
2位:ロッテ
3位:白猫
(以上プレーオフ出場)
4位:檻牛
5位:日公
6位:転落

ロッテ9連戦を6勝3敗で終了!5差回避まであと1勝

2005-09-25 18:08:57 | 野球
<9月25日の試合結果 ロッテ 11-8 転落>
転落球団相手に泥仕合を演じる千葉ロッテマリーンズ!!
今日も都合により試合途中(8回表途中5-5)から観戦したんですが、こんな試合をやってたんじゃプレーオフを勝ち抜くのはちょっと厳しいなと思いました。
だいたい今日は諸般の事情により、9割方IT金満球団が勝つのは分かりきっていたことですから、康介の先発再テストをやってる場合じゃなかったんですよね。
勝ったからよかったようなものですが、もし敗れていれば、日公戦での2連勝がアドバンテージ回避の実質的条件(金満球団の残り2試合の相手が転落なので)になるところでした。

劇団コバマサはいつもの劇場で済んでますが、藤田・薮田が打ち込まれたのがちょっと気になりますね。
POまでに調子を取り戻していただきたい。

さて、次の日公戦の先発はおそらくロリユキでしょうね。
本当は彼を今日投げさせてほしかったわけですけど、とにかくここ2試合連続で炎上中なので、いいイメージでPOを迎えるためにも、しっかり投げていただきたいところです。

<マジック情報=9月25日現在>記号の見方はこちら

IT金満球団レギュラーシーズン単独1位確定。ロッテに対するアドバンテージがつく条件は、残り試合を金満球団2連勝かつロッテ2連敗の場合のみ。
ロッテ2位確定。アドバンテージ回避まであと1分け以上。
白猫3位確定済。25日敗れたことによりプレーオフ出場確定。
JM(Bs,F)=2→檻牛4~5位確定済。
日公4~5位確定済。自力4位消滅中。27日の結果次第で5位確定。
転落6位確定済。

ロッテ栄養を吸い取られ完敗!単独1位消滅

2005-09-24 23:04:07 | 野球
<9月24日の試合結果 ロッテ 1-8 転落>
今日は都合により試合途中(0-4でビハインド)から観戦し、すぐに見る気がなくなって別の番組に移ってしまったんですが、それで正解の試合内容だったようです。

事実として残ったのは、
IT金満球団の同率1位以上確定白猫の3位確定でして、いよいよ首位から20ゲーム以上離されたチームのリーグ優勝という悪夢のシナリオが現実に近づいてきました。

それから、白猫は明日金満球団に敗れることによって(引き分けでも可)プレーオフ出場を確定することができるという不可思議な事態にもなりました。
これは2チームが同率1位になると、3位のチームがプレーオフに出場できないという糞ルールのせいなのですが、このルールだけは絶対に来季では廃止すべきだと思います。

ロッテの1位通過は同率でもほぼ不可能になってしまいましたが、少なくともアドバンテージ回避という目標を持って、気合を入れなおしていただきたい今日この頃です。

<マジック情報=9月24日現在>記号の見方はこちら

JM1(H)=JM(H,M)=1→IT金満球団同率1位以上確定。
 25日の結果次第で単独1位確定。
ロッテ2位以上確定済。単独1位消滅。自力同率1位消滅中。
白猫3位確定。
 25日の結果により金満球団の単独1位が確定すればプレーオフ出場確定。
JM(Bs,F)=2→檻牛3位消滅。
日公4~5位確定済。自力4位消滅中。25日●なら5位確定。
転落6位確定済。

ロッテ打線、仙台で大花火大会を開催!

2005-09-23 23:50:34 | 野球
<9月23日の試合結果 ロッテ 12-3 転落>
前夜の引退セレモニーで大粒の涙を流した初芝を何事もなかったかのようにスタメンに起用するボビー・バレンタイン!!
初芝には悪いのですが、はっきりいって勝つ気あんのかと、心の中でボビーに毒づいてました。
しかし、ふたを開けてみると、守りの方でこれがなかなかどうしてという活躍ぶりでした。
打線全体としても、前日のヘッポコぶりがウソのような爆発を見せ、つくづく直行の日ごろの行いの悪さ?がしのばれた試合となりました。

先発したジョニーは、ヒーローインタビューでの少しもうれしそうではない表情が全てを物語るような出来ではありましたが、味方の援護・好守(+相手の(ry)に恵まれたにしろ、とにかく結果(8回3失点)を出してくれました。
今後としては、一発のある金満球団相手にPOで先発させるのはさすがにどうかと思いますが、機会があれば敗戦処理などで試してみる価値はあるんじゃないでしょうか。

明日の先発は予想通りソニックで、Mr.栄養費とのルーキー対決となりました。
ソニックは前回の登板で初回のピンチをワダベンの打ち損じで救われたのに対し、Mr.栄養費はここ2回の登板で初回に点をとられていることから考えて、明日の試合は1回表裏の攻防に注目してみたいところです。

<マジック情報=9月23日現在>記号の見方はこちら

JM1(H)=JM(H,M)=2→IT金満球団2位以上確定済。
 24日の結果次第で同率1位以上(単独1位含む)確定。
ロッテ2位以上確定済。自力同率1位消滅中。
JM3(L)=JM(L,Bs)=2→白猫3~4位確定済。3位マジック点灯。
 24日の結果次第で3位確定。
JM(Bs,F)=2→檻牛3~5位確定済。自力3位消滅。
日公4~5位確定済。自力4位消滅中。24日●なら5位確定。
転落6位確定済。

直行本領発揮でロッテの直接対決4タテはならず!

2005-09-23 06:53:06 | 野球
<9月20日の試合結果 ロッテ 5-3 IT金満球団>
<9月21日の試合結果 ロッテ 13-3 IT金満球団>
<9月22日の試合結果 ロッテ 1-7 IT金満球団>
初芝引退セレモニーという日にいつものヘッポコ野球を展開する千葉ロッテマリーンズ!!

私事ながら所用で3日ほど家を空けておりまして、ロッテの試合はニュースや新聞で結果を知るだけでした。
いつもに似合わない勝ちっぷりに、このままレギュラーシーズン1位へと突っ走るのではないかと妄想をたくましくしていたら、やはり最後に直行が現実に引き戻してくれました

打線の方も、金満球団があまり期待もしないで送り出した高橋なんとかが6回途中まで10人もランナーを出してくれたにも関わらず、ホームに帰ってきたのは1人だけという悲惨さでしたが、1~3戦の活躍を思えばあまり責める気にはなりません。

しかし直行はこの大事な試合でも3被弾ですか・・・。
彼の場合は今さら責めてもしょうがないというべきですか。
ソニックになんか偉そうなことをいってたようですが、まず自分に言い聞かせてくれといったところです。
もうレギュラーシーズンの登板もないはずですし、プレーオフ開始までの半月を使ってミニキャンプでも張るとかして、本腰で調整に力を入れてみるべきではないでしょうか。
まあPO登板のチャンスがあればの話ですが。

で、今日の先発はジョニーですね。
ボビーにしてみれば、連戦の関係で先発させられる投手はこの男しかいないという選択肢でしょうが、ジョニーにとっては実質POで使ってもらえるかどうかがかかるラストチャンスだと思われるので、なんとかものにしてほしいですね。

<マジック情報=9月22日現在>記号の見方はこちら

JM1(H)=JM(H,M)=3→IT金満球団2位以上確定済。
ロッテ2位以上確定済。自力同率1位消滅中。
MM(L,Bs)=4→白猫20日の日公戦○で4位以上確定。
23日の結果次第で3位マジック点灯。
JM(Bs,F)=2→オリックス3~5位確定済。
日公20日に4位以下確定。自力4位消滅中。23日●なら5位確定。
転落6位確定済。

ロッテ打線強運のカズミKO!首の皮1枚の4差

2005-09-19 22:25:26 | 野球
月が変わったところで、今後の展望を描こうと思ったんですが、
メガネッシュの同級生にしてやられ、入来に抑えられ、西口にひねられ、JP長官を打てず、また西口に手玉に取られ、その後斉藤・杉内にとどめを刺される・・・というネガティブな想像しか思い浮かばず、すぐやめてしまいました。

上記は今月初めに書いたブログの抜粋ですが、いくらニワカの世迷言とはいえ、気持ちがいいぐらい外しまくってますね。
某巨大掲示板のいわゆる「縁起スレ」みたいな感じでしょうか?
杉内が今回の4連戦に出てこないことも確定的ですし、こうなるくらいだったら
和田タノーエ高橋なんとかにも抑えられる」
とでも書いておけばよかった・・・と後悔している今日この頃いかがお過ごしでしょうか。



<9月19日の試合結果 ロッテ 9-5 IT金満球団>
ルーキーに手玉に取られてもエース級を打ち込む不思議打線!!

まあ結果的に勝てたからよかったようなもののですね・・・ロリユキの登板間隔がちょっと空きすぎてしまったようです。
今さら言っても仕方がありませんが、やはり11日の白猫戦で俊介を投げさせなかったのが、ローテが狂ってしまった原因だと思います。
11日俊介登板なら、13、14日の檻牛戦はロリユキ、サーフの先発で、今度の4連戦は、
19日 俊介(中7日)
20日 ロリユキ(中6日)
21日 サーフ(中6日)
というふうに3本柱を適正間隔で投げさせることができたわけです。
今日はほんとにカズミの不出来に救われました。
ロリユキは次回25日の対転落戦に中5日で投げてもらって、なんとか調子を取り戻してほしいですね。

あと打つ方の係りですが・・・ゴリ江は9番に落とした方がいいと思います。
一応守備では戦力になってますから。
それから振らん子はよくやってくれました。
ビーフをageるとき、紅ーよりはこいつを落とした方がいいんじゃないかと持ってましたが、正直スマンカッタ。今は反省している。
こさっちは相変わらずすばらしい守備です。
あれでもう少しバントがうまけりゃなあ・・・とぜいたくを言ってみたところで終ります。

<マジック情報=9月19日現在>記号の見方はこちら

JM1(H)=JM(H,M)=5→IT金満球団2位以上確定済。
ロッテ2位以上確定済。自力同率1位消滅中。
MM(L,Bs)=6、JM(L,F)=1→白猫3~5位確定済。
MM(Bs,L)=7、MM(Bs,F)=3→オリックス3~5位確定済
日公3~5位確定済。自力3位消滅中。20日△か●で4位以下確定。
転落6位確定済。

ロッテ打線山岸の前に沈黙!再び5差

2005-09-18 17:29:04 | 野球
<9月18日の試合結果 ロッテ 3-8 白猫>
緊急登板のルーキーにあっさりひねられたヘッポコ打線!!

5回1/3をパーフェクトですか。
先発の宮越を専属歌手の一撃でKOしたところではツキがきたかなあと思いましたがね。
でもたった2点ビハインドでリリーフ小宮山はないでしょう。晋吾を出すべきだった。
その小宮山がマウンドに上がって5球で1点とられたところで試合を見るのをやめてしまいました。F○CK!

さて、檻牛の粘りの継投もむなしくIT金満球団も勝ちましたし、再びゲーム差5のがけっぷちで直接対決と相成りました。
明日ロッテは中14日のロリユキ、金満球団は中5日でカズミの両先発です。
山岸から一人のランナーも出せなかったヘッポコ打線がカズミから点を取れるんでしょうか?
とにかくこの初戦を落としたら1位通過はほぼ完全にパーで、アドバンテージを背負うことも見えてくるので、なんとしても拾ってほしいところですね。

<マジック情報=9月18日現在>記号の見方はこちら

JM1(H)=JM(H,M)=5→IT金満球団2位以上確定済。単独1位M再点灯
ロッテ2位以上確定済。自力同率1位消滅
MM(L,Bs)=7、JM(L,F)=3→白猫3~5位確定済。
MM(Bs,L)=8、MM(Bs,F)=5→オリックス3~5位確定済
日公3~5位確定済。自力3位消滅中。
転落6位確定済。

ソニック完封で10勝目!新人王当確

2005-09-17 16:31:52 | 野球
17日白猫戦のソニック先発に対する世間の反応(要約して再掲)

どうして!?
分からん。
なぞだな??
西武戦1勝1敗でいいとおもっているのでしょうか?
不安だ・・・。
まだ先発させるのかよ。
全く意味の分からん
明日は捨て試合なんだろ。
「まあですね。私も実はソニック-宇宙人じゃほとんど勝ち目はないと思ってますよ。」



<9月17日の試合結果 ロッテ 6-0 白猫>
ソニック今季3度目の完封で10勝目。
ロッテの新人投手二ケタ勝利は55年ぶり




・・・・・・・・・・・・・・


ソニック世間(某ニワカを含む)を見返す(笑)!!!!




まあ確かに運はありました。1回の表裏の攻防が全てでした。
初回いきなり一死満塁のピンチを背負ったソニックでしたが、ワダベンが甘いスライダーをひっかけてくれて都合よく併殺
その裏宇宙人は今日も制球がもうひとつで、カウントを悪くしたところを、こさっち・フクーラ・326に打たれ、1点を失ってなおも二死二三塁でゴリ江に対したわけです。
1、2球目の甘い球をゴリ江が打ち損じてくれて、宇宙人としては助かったはずが、3球目の厳しいスライダーを食らいつかれてライト前に運ばれたのが勝敗を分けてしまいました。
その後はソニックの速くもなければ遅くもないという何ともいえないボールの前に、白猫打線は凡打の山でした。

で、明日の予告先発は康介VS宮越でして、どうやらボビーは直行を性懲りもなく金満球団相手に投げさせる模様です。
どうせ通用しないとわかってるんだから、康介をいちかばちか4連戦にもってくればいいのに。
という私をどうか見返していただきたい(←別に最初から見てない)今日この頃です。


<マジック情報=9月17日現在>記号の見方はこちら

MM(H,M)=7→IT金満球団2位以上確定済。単独1位M再消灯
ロッテ2位以上確定済。自力同率1位復活
MM(L,Bs)=9、JM(L,F)=4→白猫3~5位確定済。
MM(Bs,L)=8、MM(Bs,F)=5→オリックス3~5位確定済
日公3~5位確定済。自力3位消滅中。
転落6位確定済。

ついに運命の9連戦開始!初戦先発はソニック

2005-09-17 07:14:46 | 野球
17日白猫戦のソニック先発に対する世間の反応

「明日は久保vs西口ですね。コバヒロじゃないんだ・・・どうして!?
「明日は久保と西口なんだね。てっきりロリかと思った‥ やはりローテが分からん。
「コバヒロはローテ一回飛ばしですか。なぞだな??
「明日はコバヒロだろうと思っていましたが、久保のようです。久保は前半戦活躍してくれたので文句は言えませんが、今の久保では西口と張り合うのは難しいと思います。ボビーは西武戦1勝1敗でいいとおもっているのでしょうか?
「何試合も続いて5失点以上してるから不安だ・・・。
「てかまだソニックを先発させるのかよ。明日炎上したら浦和行きだな。」
全く意味の分からんローテの回し方だな。」
「西口に久保ぶつけてる時点でボビー的に明日は捨て試合なんだろ。


・・・・・・・・・・・・・・


ソニックかわいそう!!!!



まあですね。私も実はソニック-宇宙人じゃほとんど勝ち目はないと思ってますよ。
ただ・・・今日ロリユキを先発させると、彼を金満球団戦に使えなくなりますし、ほとんど必然的に被本塁打王をカズミにぶつけるという無謀をあえてせざるを得なくなるので、本日のソニック先発は正解だと思います。

逆にソニックが上記の下馬評を覆す好投を演じてくれればマリーンズも大きく優勝に近づくというポジティブ?な気持ちで、今日の試合は観てみたいと思いますね。

センバツプレイバック 東邦対上宮(1989年決勝)

2005-09-16 06:53:05 | 野球
3日前にGAORAで1989年の選抜高校野球決勝・東邦対上宮のハイライト番組をやってたので録画してみました。
この試合はリアルタイムでは見てなかったんですが、結末の大どんでん返しぶりから当時結構話題になっていたので、楽しみにしていました。

やはりちょっと昔の映像だけあって、スタンドの女子高生が信じられないほどダサ・・・いや純朴に見えてしまいます。
それからバッターが打席に入るときにそれまでの打数・安打数が字幕で出るんですが、私が見た限りではあるバッターを除いて”17打数4安打”とか、とにかく決勝に出てくるチームの選手としては物足りない打率の打者が多かったのが印象としてあります。

さて、当時の上宮には、某巨大掲示板のアイドル元木氏ねと今やそのバッティングフォームが多くの人に愛されているタネタネが3年生で在籍していました。
ちなみに元木氏ねは今でもある意味アイドルですが、当時上宮の主将であり高校球界屈指のスラッガーであった彼は、正真正銘の人気者でした。
ちなみに上記の「あるバッター」というのは元木氏ねのことでして、彼はさすがにこの大会で5割ぐらいの打率を残していました。

試合の経過としては、1-1のまま延長戦に突入し、10回表に上宮が1点を勝ち越し、語り草となったその裏の東邦の攻撃に移ります。
もちろんこのイニングをゼロに抑えれば上宮の優勝というわけでして、マウンドに立っていた2年生投手・宮田は、そのプレッシャーからか、それとも疲れからか、制球が乱れがちで、先頭打者に死球を与えてしまいます。
とにかく同点に追いつきたい東邦は、当然のごとく送りバント・・・と思ったところ、強攻を試みるわけですが、ものの見事に二ゴロ併殺となってしまいました。
無死一塁のピンチが一転して二死ランナーなしとなり、この時点で上宮の選手・ベンチ・応援団は99%以上優勝を確信したと思います。

ところがそれでも宮田のボールコントロールは定まらず、次の打者に四球を出し、その次の打者にはショート内野安打(ちなみにショートを守っていたのは元木氏ね)を許してしまいます。
そしてこの試合結果的に最後の打者となった東邦・原の打球はセンター前にポトリと落ち、二死なので打ったと同時にスタートを切っていた二塁走者はホームイン、ここまではありがちな土壇場の同点劇でした。

問題はここからでして、このとき一塁走者が二塁をオーバーランしたため、バックホームされたボールをつかんでいた上宮のキャッチャーがなぜか三塁にいたタネタネに送球してしまいます。
なぜ「なぜか」と書いたかというと、オーバーランした走者はどちらかというと二塁に近い位置にいたので、当然最初に二塁に投げた方がアウトになる確率は高かったと思われるからです。
ボールを受け取ったタネタネはすぐさま二塁に送球しましたが、この時点でタイミング的には微妙でした(それでも送球がストライクならアウトはアウトだったかもしれません)。
これだけみても最初に三塁に送球した捕手の判断は誤りだったと言わざるを得ません。

タネタネの送球はベースの手前でワンバウンドしてランナーと交錯する形となり、二塁手がこれを捕ることができず、ボールはライト方向に転がりました。
このときライトが後方でカバーに入っており、それた送球をとっていれば何事もなく二死一二塁という場面でしたが、カバーの位置が二塁ベースに近すぎたせいか、そのライトまでがこのボールを後ろにそらしてしまいます。
そらしたボールは当然ライトが追いかけていくしかなく、このときの実況の言葉を借りれば、まさに
「ボールが逃げていく」
状態でして、本来二塁オーバーランでアウトになっていたはずの一塁走者は一気にホームまで駆け抜け、東邦の劇的サヨナラ勝ちとなったわけです。

優勝が決まった直後、東邦の阪口監督はあたりをはばからず男泣きしていました。
「こんな形で勝ってもやっぱりうれしいもんなのか」
というのが私の感想でした。

この試合をニュースだけで見た人(私もですが)は十中八九、二塁悪送球をやってしまったタネタネが悪いと思ったかもしれませんが、そのときのプレーやそこまでの背景をもう少し詳らかに見ると、上に書いたように、細かい判断ミス・プレッシャー・疲労などがおそらくは重なった結果のように見えました。