昨日河北潟でのコウノトリの孵化が不調に終わったことを報告した。残念に思いながら見た夕方のテレビの字幕に「石川でコウノトリ孵化ー野生で絶滅以来」と表示され、驚きと嬉しさ、興奮が入り混じったが確認のしようもなかった。今朝、普段より早く起きて朝刊を改めて確認したところ、「志賀町の電柱で4月上旬から巣作り、27日から抱卵、5月29日には親が餌を与える姿が確認された」とある。
場所は分からないが、志賀町は志賀地区と富来地区に分かれ、両地域とも豊かな田園地帯が低い山側に切れ込み、冬場はコハクチョウも見られる場所であり、コウノトリの子育てに適しているのであろう。今後は、昨日報告に書いた福井県坂井市でのヒナの成長のタイミングのように進むと期待している。
なお、志賀町を含む能登半島の市町村を中心に「トキを放鳥する計画」が進んでいる。コウノトリだけでなく、トキも舞う石川の復活も間近いのではと期待している。