3月8日には、コハクチョウやマガンが北への渡りに備えている様子、もう去ったと思っていたシノリガモのメスが1羽、志賀の海のもの陰で休んでいたことを報告したが、北への出足が遅いことを心配していた。
先日夏の海の様子を見るために志賀に行った。トベラやミヤコグサが咲き、すっかり夏の雰囲気であった。

トベラ

ミヤコグサ
磯ではクロサギが餌を摂っていたが、より大きなクロサギが現れ追い払われた。



小さめのクロサギ

逃げるクロサギ

新たに現れた大きなクロサギ
このクロサギは、餌場を確認し、悠々と餌を摂り始めた。
自分も少し移動した。ふと気が付くと、前回シノリガモを見かけた漁港の港内に来ていた。波消しブロックの内側に目をやると、黒っぽい鳥が泳いできた。

突然現れたシノリガモ(メス)
あ!シノリガモだ。もう6月だというのに、まだ残っているものがいる。3月にも1羽だけだったが、未だ、その個体が残っているのかもしれない。何か、北へ帰らない理由があるのかちょっと心配になった。そんな心配をよそに、シノリガモは悠々と湾内を泳いで行った。



湾内を泳ぐシノリガモ
どいう事情があるのかは分からないが、この夏はここで過ごそうと決心したのかもしれない。
岩礁には、ハクセキレイ、トビ、カルガモなども1羽で悠々としていた。

ハクセキレイ

トビ

カルガモ
それぞれの暮らしがあるのだろう。