今月4日にはマガン、11日にはコハクチョウをアップした。昨日、河北潟観察所に行ってみると多くのヒドリガモがやってきていた。

潟を埋め尽くしそうなヒドリガモの群れ
群れをよく見ると、スズガモやホシハジロなども混ざっていた。

ヒドリガモに混ざるスズガモ

ホシハジロ
ここ2,3日は北風が吹き気温がかなり下がっている。11日の朝、目を覚ますと予想外に雨が降っていたが、外に出ると青空も見え、2重の虹がかかっていた。このような天候の時には冬鳥が北からやって来ると信じている。
朝食を済ませ、加賀市の稲田にヒシクイを探しに出かけた。何の収穫もないまま、10日ほど前にマガンを見つけた所近くに来ると、200羽近い茶色っぽい鳥の群れが見えた。


田で餌を摂ったり寛いだりするマガン
ヒシクイならいいな、いや、マガンだ、残念!。でも数が多いからヒシクイも混ざっているかもしれないと、場所を区切るように何枚か写真を撮った。

マガン


マガンに混ざる少数のオオヒシクイ
そのうちマガンが群れを成して飛び、群れはそのまま遠くに飛び去った。





飛び去るマガンの群れ
家に帰って写真を詳しく調べると、幸運にも数枚の写真にオオヒシクイが写っていた。




今季初飛来を確認したオオヒシクイ
大きな群れはよく注意して観察する必要がある。
これで石川のカモ科の大型の冬鳥3種の初飛来を確認したことになった。野球でいえば3冠王だと一人興奮している。