春になるといろいろな鳥達の活動も活発になる。冬の間耐えていたサギも例外ではない。サギは適応力の高い鳥で、田や池、河口、海の浅瀬など多様な水空間に適応し、小動物や魚を捕まえて食べる。
アオサギやダイサギは、大きな群れで餌場を移動したり、我関せずと浜辺で魚を狙ったりする。
群れで移動するアオサギ
群れで移動するダイサギ
(コサギも含まれるかもしれない)
アオサギは、春先には草むらや水田でじっと獲物を待っていたが、田起こしや代掻きが始まるとトラクターについて回り、驚いて出てきたミミズなどを食べる。
トラクターについて回り
餌を待つアオサギ
水辺で餌を探すアオサギ
冠羽も伸び、海でも積極的に魚や蟹など狙っている。
冠羽も伸び波打ち際で
魚などを捕えるアオサギ
ダイサギも負けじと活動範囲を広げて活発に餌探しを始めた。目の周りも婚姻色になってきた。
悠然と餌を探すダイサギ
ダイサギ、コサギ?
コサギもアオサギやダイサギを気にしながら頑張っている。
岩礁で餌を探すコサギ
海の岩礁ではクロサギが狩りをする。
岩礁を歩くクロサギ
忍者のように岩陰に隠れて、また堂々と岩の上から海をのぞき込んだりして獲物を狙う。
護岸ブロックの上で餌を狙うクロサギ
海岸近くでは、ミサゴが空から獲物を狙っている。
空から魚を狙うミサゴ
カワセミも海辺に進出して魚を狙う。
岩礁の上のカワセミ
海の水辺の定番はイソヒヨドリである。
餌を探すイソヒヨドリ
海の水辺も賑やかになってきた。