団地の調整池は浅い谷合の一番奥の少し高い所にあり下に向かって谷地田が連なっている。
例年だと稲刈りが終わる頃、調整池周辺ではギンヤンマやオニヤンマが周回し、繫みではオオアオイトトンボやオオカマキリも見られ、熟れた栗の実が落ちているのを見ることもできる。

周回するオニヤンマ

オオアオイトトンボ

顔を出すオオカマキリ

落ちたクリのいが
谷地田には刈り取った稲を天日干しする稲架があり懐かしい光景である。

稲架に干された稲
ノビタキが訪れ、多くのアキアカネに加えショウジョウトンボ、ノシメトンボ、ネキトンボやアキアカネを捕食するシオカラトンボなどが見られる。

電線のノビタキ

連結したアキアカネ

ショウジョウトンボ




ノシメトンボ

アキアカネ

アキアカネを捕食するシオカラトンボ


ネキトンボ
ネキトンボは一見ショウジョウトンボに似ているが、少し小さく、ショウジョウトンボの腹が幅広いのに対し、腹が細く胸に2本の黒い条があることが特徴である。

ネキトンボの胸
残念ながらミヤマアカネは最近見かけることが少なくなってしまった。

ミヤマアカネ
今年はノビタキの到着が遅れていたが、やっと見られるようになった。




やっと到着し電線に止まるノビタキ
ただ、例年のように刈り取りの終わった田の草や杭に止まっている姿ではなく、電線に止まる姿であった。