民家のクリのいがも大分大きく、森ではミョウガも盛りを過ぎ、田では稲刈りも始まり秋の気配が感じられるようになった。

大きくなったクリのいが

花をつけたミョウガ

早場米ゆめみずほの刈り取り
草むらではアオスジアゲハ、ハグロトンボが見られ、萱が多いところではジャノメチョウが見られた。

アオスジアゲハ


ハグロトンボ メス(上)、オス(下)

ジャノメチョウ
ツマグロヒョウモンは交尾し、秋の幼虫、蛹へと冬越しに向かった準備をしていた。

ツマグロヒョウモンの交尾 左がメス
モンキアゲハのメスだと思われるが、アゲハのオスに迫っていた。

アゲハを追うモンキアゲハ
森や海岸線の植物やチョウも秋への準備をしているのに気づいた。
海岸の砂地にはタカサゴユリやハマゴウが咲いていた。

海岸のタカサゴユリ

ハマゴウ
タカサゴユリは、庭先などで見るものと比べ、花弁が大きくその数も多く、ムラサキ色味は薄く、赤紫色の筋が入っていないようである。
実は、16日に志賀でソリハシシギの写真を撮った。ソリハシシギは単独で海岸を忙しく移動して餌を探すことが多い。



海岸で餌を探すソリハシシギ


砂浜で餌を探す
ダイサギとソリハシシギ
キアシシギよりやや小型で、足は、黄色いキアシシギより赤味を帯びた橙色をしている。嘴がやや上向きに反っているのも特徴である。








岩場のソリハシシギ
志賀では、ノリ田の上で小貝、カニ、昆虫などを摂っていた。飛ぶと次列風切りの白が腰付近の白い帯となって目立つ。






ノリ田で餌を探すソリハシシギ
キアシシギに紛れていることも多い。






キアシシギとソリハシシギ
大きさと足色の違い
嘴の違いがよく分かる