朝の散歩道で大きなイチョウの木の下を通りかかった時、何かが路面に落ちる音がした。
道に落ちた銀杏
よく見ると、熟れた銀杏が落ちる音であり、改めて季節の変化を感じた。
クズにはウラギンシジミが集まりパートナーを探し、ウラナミシジミの交尾も見られた。
ウラギンシジミ
ウラナミシジミ
ツマグロヒョウモンのオスはまだ元気であるが、メスは破れた翅を必死に動かしながら産卵場所を探していた。
ツマグロヒョウモン
ミドリヒョウモンのメスも同様である。
ミドリヒョウモン
コチャバネセセリはまだ元気でこれからである。
コチャバネセセリ
オオカマキリの翅も茶色になってきた。
オオカマキリ
手取川沿いの集落に行ってみた。稲田は土地改良の最中であるが、多くの田には蕎麦の花が咲いており、ミドリヒョウモン、ウラギンヒョウモン、また、最初は、翅裏の黄色い紋からジャコウアゲハかと思ったが、腹の赤い模様が無く、前翅に微かに青緑色の痕跡が見られ(ミヤマ)カラスアゲハだと思われるチョウなど、翅は傷んでいるが未だ元気な多くのチョウが集まっていた。
満開のソバ畑
ミドリヒョウモン
ウラギンヒョウモン
(ミヤマ)カラスアゲハ?
近くに、フジバカマが植えてありアサギマダラが集まる場所があることを思い出し訪れてみた。暑さが続いているせいか、まだ数は少なかったが、アサギマダラだけでなく、ツマグロヒョウモン、ミドリヒョウモン、サカハチチョウなども元気な姿を見せていた。
ツマグロヒョウモン
ミドリヒョウモン
サカハチチョウ
フジバカマに集まるアサギマダラ
近くの花にはキアゲハ、草むらにはクロヒカゲなどもいた。
キアゲハ
クロヒカゲ
チョウ達もそれぞれの方法で秋の深まりに備えている。