ここ2,3日は夕立も見られるようになり、一息ついているが、9月も20日を過ぎたというのに空には未だ夏の入道雲の勢いがすごい。
未だ沸き起こる入道雲
ただ昆虫達はしっかりと秋への備えを始めている。水辺の草むらではアオイトトンボのオス、メスが集まるようになった。
アオイトトンボ
腹端の構造や輪状紋等に留意して分類してみたが、見分けの難しいオオアオイトトンボも混ざっているかもしれない(コメント歓迎)。
オオアオイトトンボ
水草にはショウジョウトンボが止まり、アキアカネも色を増してきた。
ショウジョウトンボ
赤味を増してきたアキアカネ
ノシメトンボ、マイコアカネ?やヒメアカネ?、ナツアカネ?もいるようである(コメント歓迎)。
ノシメトンボ
マイコアカネ?
ヒメアカネ?
ナツアカネ?
山合のせせらぎではピントが甘いがヤブヤンマも見られる。
せせらぎを周回監視するヤブヤンマ
公園の池ではオオルリボシヤンマが産卵していた。身体を段々水深く沈め水草の茎に産卵していた【5月5日の記事参照】。
オオルリボシヤンマの産卵
今年の夏はいつまでも終わりそうにない印象を与えている。それでも最近夕立により水不足も解消されるであろう。
トンボ達はその先を見越して準備をしている。人間よりも適応力、先見の明も高いのかもしれない。