未だ天気の悪い日も多いが日射しが暖かく感じられる日もある。

試運転中の北陸新幹線
開業の近づいた北陸新幹線では慣らし運転の列車が忙しく往復しており、木場潟には小鳥だけでなくカモなども見られ、晴れた日には雪の白山が眩しく、コサギが木の枝に止まって白山の方を見ている姿も見られる。

静かな木場潟と雪に覆われた白山

梢に止まり白山を眺める?コサギ
新幹線の車窓からの白山はまた、格別であろう。
電線や梢にはスズメが群れをなして日向ぼっこをし、杭やパーゴラの上ではモズが辺りを鋭い目で見回している。


日向ぼっこするスズメ


日射しの中で辺りを監視するモズ
園道の山茶花では、メジロが蜜を吸うのに忙しい。


山茶花で蜜を吸うメジロ
潟ではカモやハジロカイツブリなどが見えるだけでなく、多くの鳥達が飛び交い、春、北へ帰る飛行の準備をし始めたようである。

木場潟の水鳥の群れ

ハジロカイツブリ

上空を飛び回ることが多くなった水鳥達
新聞には今シーズンはコハクチョウやカモだけでなく、小鳥達も少ないことが報じられている。暖冬であった今年だけの現象だと思いたい。
園道の木々ではシジュウカラが虫を探し、カケスが見られることもある。


木々を飛び移りながら餌を探すシジュウカラ

ブッシュのカケス
水辺のヨシの枯枝では、オオジュリンが忙しく虫を探していた。


ヨシ原のオオジュリン
カヌー練習用コースの立杭にはカワウが止まり、辺りの魚の動きを監視している。

杭の上に並び方の魚の動きを監視するカワウ
また、杭の上で日向ぼっこをして寛ぐウやカモもいる。

ウもカモも一休み
潟の歴史を説明する舟小屋にはオナガガモが多く集まって居眠りし、排水路の流れ込み口にはマガモも集まって昼休みである。


柔らかい陽射しを浴びて休息する水鳥達
長閑な春の訪れを予感させる出会いであったが、見慣れた季節の変化が恋しい気がする今日此頃である。