1月29日には、柴山潟干拓地で久しぶりにマガンの大きな群れを見つけた。石川では野鳥に給餌しないので決まった餌場は無く、野鳥は餌を求めて集団で移動する。今シーズンはマガンの大きな群れを見ることは少なく久しぶりであった。




田で餌を探すマガンの大きな群れ
リーダー格の親鳥が監視に立ち、その他は一心不乱に二番穂や稲の株を食べていた。


警戒中のマガン
中にはのんびり背伸びするものが居たり、若鳥も混ざったりしていた。

顔を掻くマガン

若鳥の混ざったマガン
小さいながらもヒシクイの一団もいた。


ヒシクイの一団
食事するマガンをコハクチョウが監督しているかのような姿も見られた。

マガンを見守るコハクチョウ
多くのマガンはコハクチョウとは別々の所に居たが、そのうち、水を張った田に一緒に入った。傍には、ヒシクイも仲間入りしていた。


コハクチョウとマガンやヒシクイ
そのうち少しだけ飛んだりして餌場を変えていたが、




餌場を移動するマガン
だんだん高く飛んで編隊を組んで、何処かへ飛び去って行った。

飛び立つマガン


高く飛び上がるマガン




編隊を組んで移動するマガン
ねぐらに向かったか、別の餌場を求めて飛び去ったのかは定かではないが、元気いっぱいに越冬していて安心した。