家の軒先にはナニワイバラが咲き、散歩道の林では高い木に巻き付いて登ったフジが満開となった。
ナニワイバラ
空高く登ったフジ
コマドリの鳴き声は相変わらず聞こえるが、その頻度は下がり姿はいまだ見えない。
森の枯れた赤松の幹にキノコがついているのを見つけたが、名前など知る由もない。
枯れた赤松についたキノコ
森の木陰にはシラユキゲシが咲き、驚くほどその生息範囲を広げている。
シラユキゲシ
エニシダも満開、クロアゲハも活発化した。
エニシダ
クロアゲハ
ウスバシロチョウの様子を見に白山市瀬戸付近に行ってみた。ニリンソウはまだ残っていたが、ウスバシロチョウが集まるシャクの花は未だであった。
ニリンソウ
1週間後くらいにまた来てみようと思い帰ろうとしたところ川向に茶色っぽい鳥が飛んで来た。
川向を飛ぶ鳥
ピントが甘く、一瞬、チョウゲンボウかと思ったがどうも違う。対岸の杉の木に止まったと思ったら又すぐに飛び立ち上流に向かって飛び去った。あ!サシバだ!と思ったが確認が取れず、もやもやとした気持ちのまま樹木公園に向かった。
もうクロツグミが来る頃だと思ったからである。なかなか見つからなかったが、幸いにも1羽を見つけることができた。
やっと見つけた今年初撮りのクロツグミ
やれやれと思いながら帰路につき車を走らせている時に、金剛寺付近にサシバが来ることを思い出し立ち寄ってみた。今度は車を止めるとすぐに上空にサシバのピックイーという鳴き声が聞こえた。ラッキーと思いカメラを向けたが遠いのと動くのとで、胸の模様からサシバだと確認できる写真が撮れただけであった。
空を舞うサシバ
暫く待っていると、向かいの山の高い杉の木の上に止まってくれた。
杉の木に止まるサシバ
今度こそ納得のいく写真が撮れ満足して家に帰った。