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チョウ・トンボ・野鳥に親しむ

旅鳥の到着-キョウジョシギ

 いよいよ5月、庭のモッコウバラやタニウツギが満開に近くなり、繁殖期に入ったのかカワラヒワが電線上で盛んに鳴いている。

すっかり茂ったハコネウツギの葉の緑を背景に咲くモッコウバラとタニウツギ

            電線で囀るカワラヒワ

 春先が暖かく、シギやチドリ類の渡来が早いのではないかと思っていたが、オバシギ(4月4日)やホウロクシギ(4月7日)を見ただけで後が続かず、今年はダメかと諦めかけていた。気を取り直して出かけた弁天島近くの安部屋の沖合の岩礁でミヤコドリ(4月25日)を撮影できたことを思い出し、赤住迄出かけてみた。途中、千里浜で10数羽のチュウシャクシギと数羽のキアシシギが群れを成しているところに遭遇できた(チュウシャクシギについては後日詳報)。ほぼ例年通りであり安心した。





      キアシシギとチュウシャクシギ(キアシシギを主に)

 赤住に着いて岩礁を見回したが、ハクセキレイやイソシギがいるだけで目的のキョウジョシギの姿は見当たらなかった。

             岩礁のハクセキレイ


               イソシギ

 漁船の上ではツバメがのんびりと休んでいた。

           漁船の船べりで休むつばめ

 仕方がないので周囲を歩いて探してみると、チュウシャクシギやクロサギが単独でいるのが何箇所かで見つかった。
              クロサギ

 念のためと思い、赤住漁港の外側の岩礁で探してみたところ、チュウシャクシギの居る近くで10数羽のキョウジョシギが餌を探しているのが見つかった。




          岩礁のキョウジョシギ

 長い間待っていた瞬間に遭遇したような気分になった。今年も元気に旅をしているようである。8月の終わり頃にはまた戻ってくることを期待している。

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