北陸では秋の終わり、冬の始まりを告げる時雨が連日続いている。海浜公園では夏や秋にはバーダーさん達が多く集まる橋もすっかり落ち葉に覆われ、犀川の土手にはカワウが集まっている。

探鳥に適した公園の橋

犀川縁のカワウ
海側ではウミネコが強風に耐え飛び交っていた。


日本海の風、波に耐えるウミネコ
北部公園では二つだけ残ったカラタチの実を見つけた。

二つだけ残ったカラタチの実
高松の海岸ではアオサギやイソヒヨドリが時雨の晴れ間を楽しみ、砂浜には貝殻の付いた漁業浮き輪が転がり、海はそれなりに荒れていた。


つかの間の晴れ間を楽しむアオサギ(上)、イソヒヨドリ(下)
沖の方から鳥の一群が飛んできた。


沖から飛んできた鳥の群れ
ハマシギのようである。


ハマシギと思われる鳥の群れ
砂浜に降り立ったのを確認するとハマシギとミユビシギの混群であった。

波打ち際に降り立ったハマシギとミユビシギ
ただ、群れはハマシギの多い所とミユビシギの多い所に分かれ、多くはハマシギであった。



ハマシギ

ミユビシギ
改めて砂浜を探すとシロチドリがぼつぼつといて、ちょこちょこと移動していた。


シロチドリ
高松の海岸ではこれからも海が荒れるが、それに耐えてこれらの鳥が越冬する。