ムンカミ日記byコオル兄ィⅢ

ムンカミ(=物噛み)とは奄美地方の古い方言で「物を噛む」=「食べる」という所から転じて「生活」という意味を持つ。

沖縄慰霊の日

2008年06月24日 | 奄美シマ唄/三味線
昨日は都内3カ所で沖縄慰霊の日のライヴが行われた。奄美勢からは我々マブリだけが参加。

出演者がみんなそれぞれ熱い反戦メッセージを歌に載せていた。

我々は何を唄うか悩んだ挙げ句、戦時中奄美沖で米国魚雷艇に撃沈された民間船・嘉義丸の鎮魂歌「嘉義丸の歌」を歌った。

この「嘉義丸の歌」、作者不詳と言われている「十九の春」のメロディーに載せた歌詞は我らが師匠の父上が書いたもの。加計呂麻地方では流行ったという。

しかし当時は戦局の不利を伝える物として御法度に。
戦後も統治している米国への配慮で歌うことが禁じられ、時代と共に風化してしまったという。


沖縄はもちろん、広島・長崎しかり、東京大空襲しかり、この嘉義丸も、戦争の被害者となるのはいつも一般民間人だ。

非武装の民間船を撃沈するなんてどういう神経の持ち主がやったのだろう。
肉ばかり食べてコーラやコーヒーばかり飲んでいる脳が濁っている輩か?

腹が立つ。



沖縄のミュージシャン・喜納昌吉氏が「世界の武器を楽器に!」というメッセージを発信し続けているが、それに対して某沖縄系ミュージシャンが言っていた
「楽器を武器にして平和を!」というメッセージが印象的な“慰霊の日ライヴ”だった。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (山川)
2008-06-26 14:27:23
吉祥寺WARP、私も行きましたよ。
ちょうどマブリがやってるところで入場しました。

語り部のお話、シーンとしてましたね。
zokaさんもよろしく!


返信する
慰霊の日 (管理人)
2008-06-27 11:22:56
ライヴご来場ありがとうございました。
諸々の都合で出番が終わった後すぐに退散してしまったので他の方々のパフォーマンスを全然見られませんでした。残念です。
返信する

コメントを投稿