ムンカミ日記byコオル兄ィⅢ

ムンカミ(=物噛み)とは奄美地方の古い方言で「物を噛む」=「食べる」という所から転じて「生活」という意味を持つ。

喜界チンダラ節

2006年02月09日 | 奄美シマ唄/三味線
マブリのライヴで定番メニューとなっている唄に『喜界ちんだら節』がある。これは沖縄の『安里屋ユンタ』の奄美バージョンである『奄美ちんだら節』の替え歌バージョンだ。

だが実はこの唄が『喜界ちんだら節』として喜界島で広く唄われている訳ではない。

この唄を作詞したのは亡き祖父の同級生で88歳の今でもお元気でいらっしゃるKさんというオジィ。東京在住のこの方、複音ハーモニカの名手でもあり、精力的に作詞活動もされている。
私も以前「これに曲を付けてくれ」と自作新民謡の歌詞を渡された事がある。(未だ完成していないが;泣)

因みに以下の2節は私の好きな歌詞。

♪百之台から 大島呼べば(さぁユイユイ) 仲を取りもつ ヤレホンニ 舟が出る
♪行こか大島 戻ろか喜界(さぁユイユイ) ここが思案の ヤレホンニ 湾みなと

80歳を過ぎて尚もお元気で新しい物を“生み出している”という所がすごい。
そんなオジィに敬意を表してマブリでは『喜界ちんだら節』を唄っているのでR。

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