ムンカミ日記byコオル兄ィⅢ

ムンカミ(=物噛み)とは奄美地方の古い方言で「物を噛む」=「食べる」という所から転じて「生活」という意味を持つ。

黒潮ツアー2013(4)喜界島 完結編

2013年10月25日 | 黒潮ツアー2013

ツアー五日目(10/17)

SABANIで異様に盛り上がってしまったワシらは宿泊先のナオキ宅に帰ったのが朝5時。

久々にやっちゃいましたわ。

あの夜更かしに弱い奈良ちゃんが一度も眠いとか帰りたいとか言わなかったもんね。

それくらいライヴも終演後のGt唄遊びも盛り上がったってこと。

 

さて、朝帰りだからっていつまでも寝ているわけにゃいかん。

ワシらには時間がないのだ。

午後からは川嶺集落の島遊びが始まってしまうので、午前中にいろいろ済まさなきゃ。。。

 

っちゅうワケで、まずは前夜のお礼も兼ねて小野津集落の西商店へ。

飲み過ぎてアタマ痛い(笑)と言いつつ我々を歓待してくれたテッちん。

店の前で記念撮影。

 

ホントはナオキの案内で奈良氏のためにシマ一周観光をしたかったんだけど、何せ時間がない。

仕方なくそこから先へは行かず、再び南下し坂嶺集落のピザハウスへ。

建物はオーナーのタカちゃんがこだわりをもって作ってるから細部に渡って洒落ている。

土嚢を積み上げて作る工法だとか。

すごいね。

まだ建築中でオープン前ではあるが、窯は出来ているからピザを試食して行ってよとご招待いただいたのだ。

で店内はというと、見てよこの眺め!

ジャ~~~ン!

水平線の向こうに遠く大島本島が見える。

こりゃたまらん。


イェ~イ♪

窯で焼いたできたてのピザも感動的に美味いし、こんな贅沢は都会では味わえないよね。

ここで聞いた奈良ちゃんフレンド・Junちゃんの話も印象的だった。

以前7年間住んでいた加計呂麻島と今住んでいるこの喜界島の違い、そして海での臨死体験の事など。

濃すぎてここじゃ紹介できないや(笑)

Junとワシはお互い名前の漢字が同じで年齢も同じという事が発覚して一気に仲良くなった。

こういうのも縁を感じる。

 

さてさてそのあと坂嶺を後にした我々は奈良ちゃんが「海で泳ぎたい~泳ぎたい~」とうわ言のように言うので中里の浜へ。

途中、赤連橋で記念撮影。

♪赤連橋で見上げる空が私はとても好きだったの~・・・ってね♡

 

中里海岸ではナオキのお友だちがSUPなるマリンスポーツを楽しんでいた。

これにフンドシ姿の奈良ちゃんが挑戦。

意外と上手いんだな、これが(笑)

ワシらは見物してたんだけど、昨夜の疲れが抜けず結局お昼寝。

しかしヒドい写真だな、これ。

まるで惨殺現場だ(^^ゞ

ところで、「スギラビーチ」っていつから呼ぶようになったんだろ? ...ま、いいか。

ここでJun&タカと別れ、島遊びへと向かった。

 

川嶺に着くと子供の奉納相撲が行われていた。

このあとカラオケタイムがあり、ナオキが役場の元山君と組んで参戦。

そしてマブリの出番!

川嶺(ハンミ)集落で「ハンミ」を唄う。

感無量ッス。

その後、川畑さおりちゃんと絡んで数曲。

おばぁたちは踊り好きだね。

音楽が始まるとすぐに踊り出す。しかもみんな上手い。

 

メインイベントの八月踊り。

ワシらも一緒に踊ってきましたよ~。

いや~喜界島の八月踊りは難しい!

 

手舞いの美しいヒロコばぁと十年ぶりの再会を果たし記念撮影。

エミコばぁとも十年ぶり。

お二人とも十年前の唄あしびをよ~く覚えててくれた。

「あの時は楽しかったねぇ~」って。

また唄遊びしたいなぁ~。

 

島遊び全行程が終わり公民館の前で記念撮影。

 

おじぃたち男性陣は公民館の中で打ち上げ。
「おい、最後にヨイスラを唄ってくれよ」と言われたので少しだけ唄わせていただいた。

 

この後も忙しい。

祖父の生家に挨拶してから丸喜三線店へ。

E島君がオーダーした上等三味線が仕上がってるというので、最終チェックをさせてもらいに。

良い仕上がりだ。

棹の仕上げが細部にわたり丁寧で美しい。皮の張り具合も丁度いい。

もう少しゆっくり三味線の話をしていたかったのだが、奈良ちゃんの様子がおかしいので食事をしに行くことに。

強行軍で疲れちゃったかな?

せっかくの喜界島なので名物のヤギ料理を食べようじゃないか!という話が上がっていたのだが時間がないのでそれはまた次回という事にしてJunが店長を務めるお店に行った。

Junが作る料理はどれも美味しく、食べてるうちに奈良ちゃんがみるみる元気になっていたので

「なんだ、腹へってただけか!」と言ったら

「違う、(大)を我慢してたんだ」と。

どうりでお店に着くや否やトイレに駆け込んだ訳か!

一同大笑い。

途中からピザハウスのタカも合流してまたもや楽しいインガの会になったZ。

 

その後Jun&タカと別れ、船が出る時間までSABANIでお茶することに。

SABANIに着いたら観光客のリクエストもあってミニライヴをやることになり3曲くらい唄ってきた。

楽器が全部揃ってるから手ぶらで行ってもライヴできるんだよね。

素晴らしいお店だ。 

 

この後ワシらが乗るフェリー喜界は1時間半ほど遅れて出港。

昼には無事 鹿児島に着いたのであった。

鹿児島港では桜島が噴火し我々の黒潮ツアーの成功を祝ってくれた。

 

十年ぶりの喜界島、たった二日だけどたっぷり楽しめた。

奈良ちゃんも「喜界島サイコー!」を何度も連発してたな~。

 

喜界島では最初から最後まで世話になったナオキ、ありがとう。

SABANIのノリさん、ありがとう。

ダートゥワンのみんな、ありがとう。

西商店テッちん、ありがとう。

さおりちゃん、ありがとう。

三味線の築さん、ありがとう。

Jun&タカ、ありがとう。 

川嶺の先輩方、ありがとう。

 

みんなみんなホントにありがとう。

うふくんでーる!

 

( 完 ) 

 

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