(1)霧にまぎれて物が見わけにくいこと。
(2)心がふさいで迷うこと。
五里霧中という言葉があるけれども、山の中で1メートル先も見えないほど濃い霧に包まれることがある。
数年前、箱根をドライブしていたときは怖かった。対向車があらわれても、直前までわからない。フォグランプをつけてゆっくり進むのだが、生きた心地がしなかった。すぐに下り口を見つけて、低地に逃げた。
登山の途中で濃い霧に包まれたときもある。へたに動くと危ないので、大きな岩の陰で霧が晴れるまでじっとしていた。
心がふさいで迷うという気分もわかる。明るいのに周囲は乳白色の霧に包まれ、少し先がまったく見えない。どっちに進んでいいのかわからない。じっとしているのも怖い。どうしていいのかわからないけど、居ても立ってもいられない。
少し似た言葉に「霧り塞がる」がある。「きりふたがる」と読む。「霧がたちこめる」のほか、「涙で目がくもり塞がる」という意味もある。
濃い霧に包まれたらどうするか。何もせずにじっとしていることだ。心がふさいでいるなら、布団をかぶって寝てしまえばいい。そのうち霧も晴れるだろう。
(2)心がふさいで迷うこと。
五里霧中という言葉があるけれども、山の中で1メートル先も見えないほど濃い霧に包まれることがある。
数年前、箱根をドライブしていたときは怖かった。対向車があらわれても、直前までわからない。フォグランプをつけてゆっくり進むのだが、生きた心地がしなかった。すぐに下り口を見つけて、低地に逃げた。
登山の途中で濃い霧に包まれたときもある。へたに動くと危ないので、大きな岩の陰で霧が晴れるまでじっとしていた。
心がふさいで迷うという気分もわかる。明るいのに周囲は乳白色の霧に包まれ、少し先がまったく見えない。どっちに進んでいいのかわからない。じっとしているのも怖い。どうしていいのかわからないけど、居ても立ってもいられない。
少し似た言葉に「霧り塞がる」がある。「きりふたがる」と読む。「霧がたちこめる」のほか、「涙で目がくもり塞がる」という意味もある。
濃い霧に包まれたらどうするか。何もせずにじっとしていることだ。心がふさいでいるなら、布団をかぶって寝てしまえばいい。そのうち霧も晴れるだろう。